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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 80ページ)
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63:57
「で、あとはブレイカー1人とハッカー1人か………」
「来るといいですが………」
「イイヤ、来ナイ………運命ハ変ワラナイ………」
「ん?」
「伏せろ、メイドウィン!!」
「うわっ!?」
exe達が地面に伏せると、天井から紅い蝙蝠が飛び出し………ここでも、人間のような姿になる
「………マアナザーヒーローとも訳が違うようだな、こいつが鬼人正邪って奴のマガイモノか」
「貴様ノ、運命ハ、既二決マッテイル………絶対二、変エラレナイ」
「運命は変わらないだと?ふざけたことを………」
「貴様ハ 俺二 勝テナイ」
「ほう?やれるものなら、やってみな」
(………見せてもらいますよ正邪、貴方が覚えた新しい力。)
「キキキキキキキキキ!!」
「………ハッ!!」
exeは音速の動きでマガイモノに殴り掛かるが、どういうわけかかすりもせず壁に激突する
「くっ、逃げ足の早いヤツめ………こんな狭いところではワールウィンドも使えん……」
「もう少し戦ってみて下さい、私はあのマガイモノの能力が何なのか考えてみます……」
(あのマガイモノを作ったのは鬼人正邪の可能性がある、正邪の周りにある設定は幻想郷の皆ぐらいだ………)
(蝙蝠であの見た目……ということは元になったのは吸血鬼、運命という言葉を口にすることからレミリア・スカーレットとみて間違いない)
(だが単に同じ運命操作を持っているわけではないはず………そんなことしても本家に敵わない劣化レミリアしか生まれない、正邪はそんなものを作るわけがない……)
(ん?正邪………そうか!)
「ちっ、こいつ!!」
「あっ、ハッカーと………またマガイモノか!!」
カラスのマガイモノから抜けてきたソウゴは再びマガイモノと対峙する
「くっ、やるしかない!!」
「気を付けろ!そいつに何をやっても攻撃が通用しない!」
「運命ハ決マッテイル………」
「運命………なら、これでどうだ!変身!」
『ジオウ・ジオウ!」「『Ⅱ!!』」
「俺だって負けない気がする!!」
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「マガイモノ、本格的に現れてきたな」
「そうでちね」
「監理局はいつ気付くか?」
「ローズマリーによるともう向かってるそうでち………デーリッチの出番はそこからでちね」
「ああ、それはいいがミッションはどうすんだ?」
「あっ、行かなきゃ!!」