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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 80ページ)
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【復旧】【復旧】【復旧】【復旧】
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51:14
彩月からメールが送られる
【彩月だよ、凍空のマガイモノについての詳細が分かったから皆にアドレス送っておくね………それとね、非常に言い難いんだけど】
【七花さんとMiruraさん………こなゆきに捕まって凍結しちゃった 、これは多分私のせい】
ブレイカーの喪失……地味に面倒な痛手。
これ以上は避けたいところだが
「ハッカーって多いから最悪身代わりになってくれれば………」
「真顔で俺に向かってそんなことを言うなティー、誰かに聞かれたらどうする」
「で、誰か凍ってる?」
「あっちで王とコードメイカーがやられてたはずだ」
「王ってどっちの?」
「男の方」
「よし、行くか!」
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「まさか、マガイモノ全部捕まえるとは………結構難しいんだよな」
「大半は私の奇策によるものだ、敬え」
「はいはい、すごいすごい」
「誰だメカエリチャンに素っ気ない態度をプログラムしたやつ」
【メニャーニャくん、マガイモノの成分からメイカーの場所を特定できるって本当かい?】
「ええ、うちの世界は良くも悪くもマガイモノが目立ちますからね、帝都も本腰上げてマガイモノに関する技術を作り出しているんです」
「へー、ルミナの気に入った世界なだけある」
「当たり前のように住み着いてましたし、たくっちスノーさんとかが」
【なるほど………して、どこにあるかな?】
メニャーニャがコンピュータを打ち込むと、山の図面が開かれ、レーダーのように赤い反応を映し出す
「見つけました、山の中に基地を作っていたみたいですね」
「むむむ、私の真似をして………」
「ダムもどきと基地は全然違いますからね?」
「俺が向かう、ジオウに同行してもらう」
【分かった、後は………たくっちスノーくんにも】
「それと、もう1つ………マガイモノではありませんが、あれが来ます」
「!!」
【遂に………】
「はっきり言って、ここからが正念場です………前々から決めていたことではありますが、やります?」
【ああ、こんな事分かり切っていたさ……みんな、やるよ!!】
「「「おう!!」」」