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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*103*

………

フォルテ
「ぼーっとしていない………音をかき消して考え事していただけだ」

梨子
「………はぁ、ファンの皆さん、怪我はありませんか?」

青年
「は…………はい!!梨子ちゃん、カッコよかったですよ!」


詩伍郎
「………梨子ちゃん、ごめん」

詩伍郎
「君の仲間を……俺は、守れなかった」

梨子
「………守りましたよ」


梨子
「貴方が頑張ってくれたから、私に勇気を与えてくれた」

梨子
「そして、貴方が諦めなかったから………ファンの皆さんも瑠衣ちゃん達も、死なずに済みました」

梨子
「あそこにヒーローがいなかったら今頃………私たちは死んでいました」

梨子
「だから、責任は私も取ります!」

詩伍郎
「……………でも、ここまでの騒ぎになったら、アイドルは」

梨子
「RND48はもう終わりですね………でも、最後にみんなを守れて良かった」

青年
「………い、嫌だ!!梨子ちゃん!アイドル辞めないで!!」

青年
「僕達、まだ皆の歌を聞きたいんです!瑠衣ちゃんも貴方も、48人がアイドルとして頑張る姿を見届けたいんです!」


少年
「やめないでー!!」


詩伍郎
「………君には立派なファンがいる、時代遅れでもバカでもない、とっても【素敵なもの】になれたんだよ、君たち48人は」

梨子
「みんな………ありがとう!!ありがとうございます!!」

詩伍郎
「んじゃ、おじさんはそろそろ失礼するよ………あいてて、この事を日本政府にも伝えないといけないし、あと警察と追加の救急車……」


梨子
「おじさん!あの……名前と、貴方の夢を教えていただけませんか!?」



詩伍郎
「………坂東詩伍郎!バンドマン目指してます!」

梨子
「………私達の夢を守ってくれてありがとうございます、詩伍郎さん!」

………

ウォズ
「充は時空警察に逮捕させたよ、まさかあんな強欲な奴がいたなんてね」

【魔】
「ということは、これで時空の乱れは止まった?」

T
「いや………こんなものは序の口でしかないんだろうな、アンノイズ残ってるし」

T
「だが、仮面ライダーフォルテ………そろそろ怪しいなんてもんじゃなくなってきたな」

【魔】
「………ボクらが本格的に接触する事も考えた方が良さそうだな」

ーーーーーーーーーー

そして、RND48は解散となり48人のアイドルは独立しました。

きっと彼女たちが、音楽時代の新しいアイドルを導いてくことになるでしょう………

って、おじさんは思うのでした。


【終曲】

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