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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*70*

【第15曲】
「衣真雄吾をスカウトせよ!」

翌朝の事。

テレビは前に起きた仮面ライダーフォルテビートの話題で持ち切りだった

「いや〜、あの活躍っぷりは素晴らしい物でしたね太田さん」

「はいもう、新しくなった仮面ライダーフォルテ、いいや、フォルテビート」

「彼に任せておけば日本も安泰、アンノイズなど取るに足らないでしょう!」

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雄吾達は食事をしながら壁掛けテレビでニュースを聞いていた


詩伍郎
「凄いな、皆フォルテの話してる」

雄吾
「フォルテビートの力のおかげだよ」

詩伍郎
「おじさんもせっかく仮面ライダーになったのに全然話聞かないんだよな………ま、俺は目立ちたいわけじゃないからいいけど」

雄吾
「そう?」

詩伍郎
「そう!なんかパンクになってから調子いいんだよね、近いうちにバンドマンなれるんじゃないかっていう自信もある」

カルマ
「気のせいです」

雄吾
「気のせいだよ」

詩伍郎
「雄吾まで否定しなくても………」

カルマ
「そういえば雄吾坊っちゃま、進路はどうなっていますか?」

雄吾
「え?」

カルマ
「あと2、3ヶ月もすれば坊っちゃまは水鏡音高校を卒業します、一般的な高校生はもう進路等が決まっている状態ですが、どんな予定が?」

詩伍郎
「心配ないよカルマさん、既に名門大学の入学先が何候補も出ているそうなんだ」

雄吾
「うん………でも大学に行くと、この街でアンノイズが現れた時助けに行けないから困ってるんだ」

詩伍郎
「俺だっているんだ、心配すんな!」

カルマ
「それを心配してるんですよ」

詩伍郎
「はい!?」

雄吾
「………うーん、どうしよう」

カルマ
「では就活しますか?高卒でも坊っちゃま程の才能があれば問題は無いと思いますが」

雄吾
「就活か………分かった、募集してみるよ」

カルマ
「ついでに詩伍郎様も」

詩伍郎
「うぐ………分かったよ」


詩伍郎
「新曲出来たから聴いてもらおうと思ったのに」

カルマ
「あ、それでしたらこれを」

カルマは詩伍郎にアコギターを渡す

詩伍郎
「え?」

カルマ
「詩伍郎様が退治した怪物の分で購入しました、貴方はロックよりこちらが似合ってます」

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