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*210*
【第46曲】
「誓いのロックンロール」
たくっちスノー
「衣真雄吾ー!!」
たくっちスノー達は日本政府跡に乗り込む
たくっちスノー
「居るのは分かってんだぞ、出てこい!!」
【ここまで来たんだね………おじさん、きや、仮面ライダーパンク】
【そして、カルマさん】
詩伍郎
「この声は………雄吾!!」
【いいよ、僕の邪魔をしに来たんだろう?】
【フォルテニウムをもう1回使えば、僕はまた素敵なものが手に入る世界を作れるんだ】
詩伍郎
「………雄吾、そうはさせない」
詩伍郎
「おじさんが絶対に止める!そして………ここに君を迎え入れる!!」
【…………僕がおじさん達と?】
詩伍郎
「そうなんだよ!俺はそうあって欲しかった、だから来てくれ!頼む!」
【………悪いけど、それはごめんだよ】
詩伍郎
「どうして?」
【誰かと一緒だと、素敵なものが持てる数に限りがあることを知ったんだ】
【別に僕はおじさん達がいなくなっても、死んだとしてもどうでもいいと思ってた、でも素敵なものが手に入らないのは耐えきれない】
【そして、素敵なものを好きなように集められず、好きなほど使えない………】
【お前と一緒に暮らせばそんな生活になる、そんな未来は死んでも嫌だ】
【だから…………僕はここで潰す、素敵なものの為にも】
カルマ
「無駄です、この崩壊ぶりではどんなに稼いでも紙屑同然です」
カルマ
「まずお金が機能していません、そんな世界に貴方が変えてしまったのです」
カルマ
「………諦めなさい、もうどうしようもないのです」
【果たしてそうかな………】
【それならまた作り直せばいい、フォルテニウムのように……また、音を加えて………今度は失敗せずにね】
【仮面ライダーフォルテという物語の主人公は僕だ、君じゃない】
たくっちスノー
「仮面ライダーフォルテという物語?」
たくっちスノー
「………あー、そういうつもりだったのか」
たくっちスノー
「第1話に当たる部分で俺たちがぶっ壊しちまったよ、お前のシナリオ」
たくっちスノー
「残念だったな」
詩伍郎
「…………分かったよ、雄吾」
詩伍郎
「…………やる」