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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*210*

【第46曲】
「誓いのロックンロール」

たくっちスノー
「衣真雄吾ー!!」

たくっちスノー達は日本政府跡に乗り込む

たくっちスノー
「居るのは分かってんだぞ、出てこい!!」


【ここまで来たんだね………おじさん、きや、仮面ライダーパンク】

【そして、カルマさん】

詩伍郎
「この声は………雄吾!!」


【いいよ、僕の邪魔をしに来たんだろう?】

【フォルテニウムをもう1回使えば、僕はまた素敵なものが手に入る世界を作れるんだ】

詩伍郎
「………雄吾、そうはさせない」


詩伍郎
「おじさんが絶対に止める!そして………ここに君を迎え入れる!!」


【…………僕がおじさん達と?】

詩伍郎
「そうなんだよ!俺はそうあって欲しかった、だから来てくれ!頼む!」



【………悪いけど、それはごめんだよ】


詩伍郎
「どうして?」

【誰かと一緒だと、素敵なものが持てる数に限りがあることを知ったんだ】


【別に僕はおじさん達がいなくなっても、死んだとしてもどうでもいいと思ってた、でも素敵なものが手に入らないのは耐えきれない】


【そして、素敵なものを好きなように集められず、好きなほど使えない………】

【お前と一緒に暮らせばそんな生活になる、そんな未来は死んでも嫌だ】



【だから…………僕はここで潰す、素敵なものの為にも】

カルマ
「無駄です、この崩壊ぶりではどんなに稼いでも紙屑同然です」

カルマ
「まずお金が機能していません、そんな世界に貴方が変えてしまったのです」

カルマ
「………諦めなさい、もうどうしようもないのです」


【果たしてそうかな………】

【それならまた作り直せばいい、フォルテニウムのように……また、音を加えて………今度は失敗せずにね】


【仮面ライダーフォルテという物語の主人公は僕だ、君じゃない】

たくっちスノー
「仮面ライダーフォルテという物語?」

たくっちスノー
「………あー、そういうつもりだったのか」

たくっちスノー
「第1話に当たる部分で俺たちがぶっ壊しちまったよ、お前のシナリオ」

たくっちスノー
「残念だったな」

詩伍郎
「…………分かったよ、雄吾」


詩伍郎
「…………やる」

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