完結小説図書館
<< 小説一覧に戻る
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
*66*
標的56 学校の席(色々な人side) Part?
・沢田綱吉
遠藤さんがイタリアに行って、もうすぐで10日目をむかえようとしていた。
俺の斜め前の席は今日も誰も座らない。
前は、眠そうに
―沢田ぁ〜寝みぃ…あ、おはよ。―
という様に挨拶してくれていた。若干、オマケの様な言い方だけど、笑えていた。
毎度、遅刻ギリギリだから、席に急いで座る俺にダルそうに言っていた。
「大丈夫だよね・・・・・・?」
小さく呟いた。
また会えるよね?そう思っている筈なのに、嫌な予感が、胸を騒がせる。
・山本武
散々だったのな〜。よりによって厳しいあの先生の授業を寝るなんて。
しかも極めつけに
―少し前までは寝ていなかっっただろう!!いい加減にしろ!!―
只たんに隣にいた遠藤が、ギョッとしながら起こしてきたただけなのに。
―何してんの・・・?起きなかったら、寿司を食わせて貰うぞ?―
脅している様な、脅せてない様な、そんな言い方でよく、脇腹をつついて来た。
腹立っていた時は、足を思いっきり踏まれたのな。
「何しってかな〜♪」
方法が早く見つかって、帰ってくれば良いのな。
そしたら、皆でオレん家で寿司パーティしてぇのな
PR