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*41*
こうして、ナツ達はメイキースの出身地。
レヴィ達はメイキースがいたと言われる孤児院。
ウェンディ達はジュビア達と図書館に行く事になった。
―ナツ達―
「メイキースの出身地は何処なんだ?」
「鳳仙花の村の外れに、石碑が建ってるらしいぜ。」
エルザの問いに、グレイが答える。
地図を広げながら、歩いていった。
そのとき。
「ちょおおおおっと待ちなさいね!」
「ぐぼ!」
誰かの拳が、ナツの顔面に当たる。
ナツは痛みで悶えながら、相手をにらみつけた。
相手は一人だ。
「誰だてめぇ!!」
「ふっふーん、アタシは盗人ね!あんた達は今、宝探ししてるらしいのね!」
「変な人が来たよぉ…。」
ハッピーがナツの後ろに隠れ、ゲンナリとしている。
「アタシは盗人の『リッカ』!というか猫が喋ったのねえええ!」
「アイサー!」
何故かとても濃いキャラが現れ、呆れるが一つ気づく。
こいつは何故、探し物をしていると知ったのか。
「お前、なんで…知ってやがる?」
「噂が立ってるのね、妖精の尻尾は大切なものを探しているって。」
「貴様はその噂を誰から聞いたのだ?」
「風の噂なのね、それより!お宝を渡すのね!」
リッカは腰にある杖を取り出す。
その杖に急速に魔力が溜まり、グレイに向かった。
「光砲!!」
「うぉ!?」
瞬時に盾をつくり、グレイは無傷だ。
リッカは悔しげにグレイを指差した。
「ずるいのね!防御技とか、無しなのね!」
「子供かっ!」
ルーシィがナイスなツッコミをしたところで、鍵を取り出す。
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