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*65*
巫女として、人として〜5〜
私は幸せだった。周りが私をみてくれる。信じてくれる。そして今日も故郷で私は・・・
シアワセ?コウフク?
故郷を離れた私に
世界は告げた
『愚かな、其れは力。
気付け人よ。求めるとは、罪ではない。故に、失わないことではない。
代価、生け贄、身代わり、犠牲、力無くして有り得ず、力ある故に在る。そして、この世は向かうであろう。
伝えよ我が声を聴くものよ 』
それは唐突な絶望と希望だった。
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