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*67*
自分を求めた物語〜1〜
さ「なるほどな。そして、今に至る・・・か・・・」
九「ふざけるなぁっっ!!」
怒りに身を任せ、零路を殴りかかる自分がいる。本物と偽物の違いだけなはずなのに、冷静さが違うのは気のせいだろうか...?
零「雑魚が」
無惨に壁に叩きつけられる俺・・・。
零「バカだな・・・。記憶はあっても、実際に戦い抜いたのはお前じゃない・・・そして」
零路はこちらを向き嘲笑する。
零「世界を隔てた状態では・・・“また、失うだけだ”」
悔しい、だが現実は変わらない。俺にはなにもできない・・・のか?
いや、何かあるはずだ。そう、なにか・・・!?
さ「おい、九佐駄男。お前、俺なら根性みせろ。」
九「くっ・・・死ぬまで、挑んでやるよ!!」
さ「違ぇよ、アホ!!
俺に最後の賭があるっ!」
そう、これしかない。
さ「つっても、大博打だがなぁっ!!」
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