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魔天使マテリアル 「ペンダントの秘密」
作者: マヤ  (総ページ数: 208ページ)
関連タグ: 魔天使マテリアル 
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*16*

か…かいていたやつが消えてしまった。
かきなおすのめんど…。


「サーヤ!いったいなんだったんだ?今のは!」

黎夜が問いかけてくる。みんなもいっせいにきいてくる。

「あわわわわわわわ…。わ、わたしにも、なにがなんだか…。」

「まあ、そのことはウィンドミルで話しましょう。」

まずは、ウィンドミルにもどることになった。

「ふわ〜。腹減ったー。」
「徹平さん…今回一番力をつかったのは、レイヤくんと紗綾さんです。だいたい、いつも食べすぎなんですよ!!これだから…。」

徹平は、だんだんと元気がなくなっていき…。
志穂のお説教は、ウィンドミルにつくまで続いた。

「それでは、ペンダントがどうしてこうなったか、考えましょう。急に光り、ヒビが消えてしまい、光の盾まで出しました。これは、どういうことでしょう。」

今日の報告をしてから、この話になった。

「そういえば、耕平さんは、どこですか?」

志穂が言った。
すると、伊吹がケータイを見せた。そこには…
『わりーな。今回は大事な合コンがあるんだ。ってわけで、今日は欠席ってことで!』

なんて変な欠席理由だろう。

「まったく、稲城家の人たちは…!!」
志穂の怒りゲージがどんどんたまっていく。

「ま、まあ、どうしてこうなったか、考えましょう!」

志穂にビビりながら、圭吾が話をもどした。

「幽霊の仕業とかじゃねーの?」
徹平がふざけて言う。

「徹平さん、……まじめにやってください!!!」
「ギャヒー!!!!」

「まあ、あの二人はほっといていいんじゃないかな?」
「翼の言う通り、話を続けよーぜ。」

翼と翔が言う。すると、今まで黙っていた黎夜がはっとして言った。

「思い出した…!それはたぶん、だれかがペンダントをアーティファクトにかえたんだ。」

『え…?』

黎夜の言った言葉に、黎夜以外の全員が間の抜けた声を出してしまった。

やっと、伊吹さんを出せたー。でも、まだ一言もしゃべってない…。やばいかも…。

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