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魔天使マテリアル 「ペンダントの秘密」
作者: マヤ  (総ページ数: 208ページ)
関連タグ: 魔天使マテリアル 
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*203*

「ど、どういうこと…?」

紗綾がつぶやくように言う。

「おそらく、一撃必殺…だろう。それも、綾美2人分の力でも足りないくらいの」

「そんな…」

綾美は、力をたくさん使い本来の力が出せないはず。

そんな状態で、その魔法を使ったら…?


「やめて…無理しないで…」


半泣きの状態で、願うようにつぶやく。


『紗綾』


(―――え…?誰…?)


突如、頭に響くような不思議な声。
でも、なつかしくて、温かい声で―――。


『綾美の想いを…無駄にするの?』


(無駄…に…?)


   でも、綾美に傷ついてほしくない


     ずっと、笑っていてほしい 無理しないでほしい



『綾美を…支えてあげて…』


それっきり、声は聞こえなくなっていて。


(…そっか…そうなんだ…)



   もし、わたしが綾美だったら きっとその魔法を使う


     誰かが…わたしが支えてあげなきゃ





         ―――想いは、強く、永遠に続く大きな力になると信じて






(…お願い…)



手を祈るように合わせ、願いを込める。

紗綾に続き、みんなが手を合わせる。



―――――――――――――――――――――――――



「綾美ちゃん…」


かえでが、心配そうに目を細め、手を合わせる。




(綾美ちゃん、ずっと…心はそばにいるよ…)


「―――…」


悠斗が、それを見習うように手を合わせた。


周りにいたみんなも手を合わせた―――。



―――――――――――――――――――――――――




キラキラとしたものが、宙を舞っている。

それは、綾美とリンナのもとへ行き―――。



綾美とリンナは、同時に目を見開き、声を紡ぐ。





『sky night・magic!(夜空の魔法)』






すると、夜空の星が煌めき―――。


辺りは、眩い光に包まれた。

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