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作者: S・メイドウィン・黒影 ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 62ページ)
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*18*
たくっちスノー視点
【粉のような味が舌に残り続ける】
ああ。
【貴方はitに牙を向いた】
もっと
【......変な味がする】
もっと、力を。
【貴方は二体目のitを完食した】
あの頃の自分へと。
!
○
【ただの餌だ。】
そう、自分は作者、たくっちスノー。
作者とは、全てに愛され、全てに勝利する者。
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デーリッチ視点。
Papyrus(スワ)
「....おい、前にも言っただろ、今はこんな事をしている場合じゃないだろ。」
....少なくとも、普通じゃない。
デーリッチにだって、それは分かる。
Sans(horror)
「へへへ...なぁ、Papyrus、お前でも流石に分かるだろ?俺達はな、もう勝てないんだよ、もう...終わりなのさ。」
Papyrus(スワ)
「新しい人間だ、勝てるんだよ、まだ勝機はある、さっきだってitを....」
Sans(horror)
「もう手遅れさ、こんなガキが一人や二人増えたところでどうなる?itはもう100...いや千を軽く上回る数が動き回ってるんだよ」
Sans(horror)
「どうせ終わるんなら早めに楽になった方が良いぜ?」
エステル
「......」
Sans(horror)
「そういうわけだ、今さら人間が来たところで、もう意味はない....それだけ言いに来た。」
ヅッチー
「おい、仕事はどうしたんだよ?」
Sans(horror)
「いくら俺でも、そんな大人数に勝てるかよ.....せいぜい一人にならない事だな。」
....そう言って彼は出ていった。
Papyrus(スワ)
「...悪いな、あいつはああいう奴なんだ。」
Sans(over)
「相当長い間戦って、けど何も解決しなくて...アイツみたいに抗うのを諦めた奴も増え始めている。」
デーリッチ(スワ)
「我々の存在もあって、なるべく時間は掛けたくないでちね...」
ローズマリー(スワ)
「じゃあどうすればいいの?」
Papyrus
「やはり俺様達のクローンと話すしかないだろう。」
プリシラ
「ええ、こちらとしても例の我々の分身と会わなくてはなりませんし。」
Papyrus(スワ)
「よし、じゃあチームに分かれるぞ、ここを守る者と遠出をする者に分かれてくれ。」
プリシラ
「遠出は私とヅッチーは確定として....さっきのSansがどれほどの実力か、まだ分かっていませんし、誰か護衛が欲しいところですね。」
Papyrus
「俺様が一緒に来てやろうか?いくらおかしいSansだって俺様の言うことなら聞いてくれる!何故ならSansはそういうヤツだからだ!」
ローズマリー
「その自信はどこからくるのか....まあいいか、それでいいかな、プリシラ。」
プリシラ
「ええ、構いませんよ。」
デーリッチ(スワ)
「他は全員ここで待機でちか?」
Sans(over)
「いいや、俺達はitからここを守らなくちゃならない、人間が多い方が良いだろ。」
シノブ
「なるほど...確かにそうですね、どんな化け物が現れるか分かりませんし。」
メニャーニャ
「というか、デーリッチさんに掛かってますからね。」
デーリッチ(スワ)
「責任重大だね...まぁ、回復ぐらいなら出来るから無茶はしないでね。」
デーリッチ
「わ、分かったでち。」
ヅッチー
「それじゃ、行ってくるぜ相棒!」
ローズマリー
「気を付けて!」
さて、これは重大な任務でち。
ヅッチー達が帰ってこれるように、ここを全員で守らなくてはならないでち。
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「おい、underfresh、何故お前が生きている....?」