完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

【視点小説】help-END【完結】
作者: S・メイドウィン・黒影 ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 62ページ)
関連タグ:
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~

*26*

ヅッチー視点

目が覚めて、大事な事を思いだした

....今、私は猛烈に震えが止まらない。


それは大事な約束をすっぽかしてしまったから

大事な事を忘れ続けてると、冗談抜きで痛い目を見るというのは学習済みだ。

※ヅッチーがハグレ王国の留学を優先してしまった結果、妖精王国との戦争が始まってしまった

....お、怒ってるよな?多分、私の分身。

ヅッチー
「な、なぁ、手紙とか届いてない?」

Chara(shift)
「ああ!届いてるさ、ピストルでも使ったのか穴だらけだけど、一体なにしたの?」

ヅッチー
「ひいいやっぱり!」

Charaは穴だらけの手紙を手渡す。

やっぱり英語だったので、プリシラに読んでもらった。

【俺の分身ことクソ妖精へ】

【俺の約束を放棄するなんていい度胸してやがるな、なぁ?】

【お前が来ないならこっちから来てやるよ、スノーディンの酒場で待ってるぜ。】

【もしまたバックレたら...分かってるな?】

【クソ妖精の分身ことD・ヅッチー】

【P.S 書いてるうちにムシャクシャしてリボルバーを5,6発手紙にぶちこみました、お前もこうならないようにするんだな】


ヅッチー
「めっちゃ怒ってるよ....」

デーリッチ
「このDってなんでちか?」

ローズマリー
「多分、ドンって言いたいんじゃない?イタリア語でボスだとか首領って意味らしいし。」

エステル
「これ来ないとヤバイわよね?」

プリシラ
「少なくともヅッチーが蜂の巣になるか私の手でマフィアが滅ぶかどっちかですね」

ローズマリー
「なんでプリシラが勝利することも可能性に含まれてるの?」

Papyrus
「すまない...俺様のせいで。」

ヅッチー
「あ、あんま気にするなって、な?」

Chara(shift)
「ああ、あれってそういう事だったんだ、スノーディン、今面白いことになってるんだよ。」

デーリッチ
「まーた面白いことでちか...前と違って嫌な予感しかしないけど」

ヅッチー
「けど向かうしかないか...」


「ちょっと待ってくれ。」

私達を何者かが呼び止める...ああ、相棒が言っていた黒バンダナの...

スネーク
「聞いたところ危険な所に向かうらしいが....」

ヅッチー
「まぁ、確かに危険かな....」

スネーク
「同行しても構わないだろうか?もしもの時に何か役立つかもしれない。」

エステル
「....んー、どうする?」

メニャーニャ
「そうですね...このメンバーだと体力やらパワーが不足しがちなので、ここで男性が一人でもいてくれるとありがたいかもしれませんね。」

ローズマリー
「向こうもこちらに敵意は無いみたいだしね、勿論構いませんよ。」

スネーク
「助かる..俺の名はスネーク、ソリッド・スネークだ。」

ローズマリー
「スネークさん、よろしくお願いします。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
新しい仲間、スネークを連れて私たちはスノーディンへと到着した。


デーリッチ
「う、うわぁ...こ、これは...確かに端から見たら面白いことになってるでちね。」


スノーディンの酒場には....私にも見覚えがある、あれは私の国民だ、サングラスを掛けてるから私でも見分けが付かないけど、あれは妖精王国の奴等だ。


スネーク
「黒服にサングラスか....いかにもマフィアって姿をしているな...種族が妖精じゃなければ完璧だったかもな。」

ヅッチー
「ま、まあ私達の分身だからな....」

スネーク
「油断するな、奴等は曲がりなりにも犯罪組織だ、それもこの数からして相当規模のデカい組織だ...」

ヅッチー
「お、おう.....」


私は酒場のドアを開ける

ローズマリー
「ヅッチーとプリシラ大丈夫かな...」

メニャーニャ
「まぁ...あの人がいるなら恐らく問題を起こしたりはしないと思いますが。」

シノブ
「文面からしてご立腹ですからね、下手な発言なんて出来ないですよ」

〜グリルビー〜

ヅッチー
「....き、来たぞ、私の分身。」



「....よぉ、ようやくご対面だな、クソ妖精。」

椅子を回して私に話しかける。


すぐ分かった、黒服と帽子こそ掛けているが、こいつが....私の分身 Mafia ヅッチーだ。

隣には青い髪...プリシラか、グラサン似合ってねー...

ヅッチー
「よ、用件はなんだ?」

ヅッチー(マフィ)
「.....まぁ、座れよ、話はそれからだ。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

【ヅッチー(Mafia)】

デーリッチの介入で生まれたAUの一人
黒帽子と黒服、そして左目の傷が特徴。

マフィア組織【fairy】のドン、背はヅッチーと同じだが20歳で、タバコは吸うし酒だって飲む、リボルバーとスタンガンを装備している

一人称が【俺】だったり元のヅッチーと比べて口調が乱暴、約束を放棄されたのをかなり根にもっており、オリジナルヅッチーを「クソ妖精」と呼ぶ。

【プリシラ(Mafia)】

デーリッチの介入で生まれたAUの一人。

マフィアヅッチーの忠実な右腕であり、唯一心を許せる友。

性格や口調はオリジナルプリシラと同じだが、Mafia Sans同様少々金にがめつい。

黒い傘を常に持っているがこれは仕込み刀で、刃はクリスタルで出来ている。

25 < 26 > 27