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作者: S・メイドウィン・黒影 ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 62ページ)
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*28*
たくっちスノー視点
たくっちスノー
「あっ、あいつら自分だけ放置してきたな。」
たくっちスノー
「..........」
【エ・メ・ラ・ル・ド】
【ハ・マ・ザ・キ・ジ・ュ・ン・ペ・イ】
【エ・タ・ー・ナ・ル・フ・ァ・ラ・ン・ク・ス】
たくっちスノー
「常識から外れし三つの魂よ、今1つとなりて、悪魔を産み出せ、我が糧よ降臨せよ。」
新たなマガイモノが、自分の手で作られる....
素材を呼び出すのも一苦労か、もう少し力がほしい。
.....itについて、深く知る必要があるのかもしれない。
行こう...Mr.Gasterの元へ。
....住所は、自分の力でなんとなく分かるんだ。
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ヅッチー視点
ヅッチー(マフィ)
「まず聞きたいんだが...何故最初、俺のところに来なかった?」
.......こ、答えるべきか?
ヅッチー
「い、家に泥棒が入ったらなんて答えたら?」
ヅッチー(マフィ)
「弾丸一発くれてやる」
ヅッチー
「っっっっ!!!」ゾワッ
ヅッチー(マフィ)
「......え、まさか本気でそれ言おうとしてたの?」
ヅッチー
「....あ、ああ、実はそうなんだ。」
ヅッチー(マフィ)
(弾丸を込める音)
ヅッチー
「ほ、本当なんだ!信じてくれよ!」
ヅッチー(マフィ)
「実のところテメーが来れなかった原因なんざどうでもいいんだよ、俺が会いたいつってんのにそれを放棄したのが一番許せねぇ」
ヅッチー
「....ああ、本当にすまない。」
ヅッチー(マフィ)
「....お前さ、俺の分身の癖にやけに塩らしいな」
ヅッチー
「え?そうか?」
ヅッチー(マフィ)
「そうさ、俺は結構諦めの悪い方でな、自分が納得するまで反論するタイプさ。」
ヅッチー
「.....そうなのか。」
ヅッチー(マフィ)
「ああ。」
....塩らしいかな、私。
確かに、私は今までプリシラを筆頭に色んな妖精達を引っ張ってきて....
けど、それが全部上手くいったこというと、そうでもない。
私のせいでとんでもない事が起きたことだってザラだ。
....妖精王国だって、私が作ったものだが、私が発展させたものではない。
.....私は、一体国で何をしていたんだっけか?
プリシラ
「ヅッチー?」
ヅッチー(マフィ)
「おい聞いてんのかクソ妖精、俺の目の前でぽけーっとしてんじゃねぇよ。」
あっ
ヅッチー
「ああ...ごめん。」
ヅッチー(マフィ)
「調子狂うな...もういい、本題に移っていいか?」
ヅッチー
「ああ」
ヅッチー(マフィ)
「俺がお前を呼んだのは、ある仕事を手伝ってもらうためだ。」
ヅッチー
「仕事?」
ヅッチー(マフィ)
「COREって知ってるか?この世界の全ての電気が通っていて....今はitのアジトとなっている。」
ヅッチー
「ふんふん、それがどうかしたのか?」
ヅッチー(マフィ)
「もっと早く気付くべきだった、俺...というか、このマフィア組織のアジトが、COREのすぐ隣のラボだったのさ。」
ヅッチー
「えっそうなのか?遠出だけでも命懸けじゃないのか?」
ヅッチー(マフィ)
「まあな、毎度毎度俺のポルシェに傷つけんのやめてくれって思ってるよ。」
ヅッチー
「で....仕事ってのは?」
ヅッチー(マフィ)
「実はうちのラボの地下にcoreに繋がる道があってな....閉鎖しようとも考えていたが、変な化け物が沸いてな、とても近寄れない、そこでお前だ。」
ヅッチー
「...まさか私は護衛代わりか?」
ヅッチー(マフィ)
「ヅッチーが二人もいるんだ、怖いものなんてありゃしないぜ。」
プリシラ
「ついでにプリシラも二人いますけどね。」
ヅッチー(マフィ)
「で、どうする?答えは聞いちゃいないがな。」
ヅッチー
「頼むからそれ(ピストル)カチャカチャするのやめてくれ、分かった、やるよ、やればいいんだろ?」
ヅッチー(マフィ)
「決まりだな....。」
.....はぁ、やるしかないか。
ヅッチー
「プリシラ、皆に伝えてきてくれ、【仕事が終わるまでリセットはしないでくれ】って、仕事を途中で放棄したら蜂の巣になっちゃうよ。」
プリシラ
「分かった、ちょっと待ってて。」
......
ヅッチー(マフィ)
「クソ妖精、お前そっちの世界では国王やってるんだって?」
ヅッチー
「.....まぁ、そうだな。」
ヅッチー(マフィ)
「国王...か、俺は犯罪組織のドン程度でしかないと考えると、すげぇ奴だな。」
ヅッチー
「そうか.....そうなのかな?」
ヅッチー(マフィ)
「聞いててイライラするからそういうのやめろ。」
プリシラ
「ヅッチー、皆に伝えたよ.....頼んだよ、もう一人の私。」
プリシラ(マフィ)
「ええ、必ず守るつもりよ」
ヅッチー(マフィ)
「よしクソ妖精、乗れ。」
ヅッチー
「の、乗れって...こいつに?」
ヅッチー(マフィ)
「俺の運転は死なない程度のスピードだからすぐに着く!」
ヅッチー
「お、おいちょっと待っ...相棒!!なるべく早く帰ってくるから心配するんじゃないぞー!!」
だんだん相棒の姿が見えなくなる。
......こうしてヅッチー二人の仕事が始まろうとしていた。
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【GASTER】
undertaleの科学者にしてCOREの設計者、アンテ開始時点で既に他界している。
help-taleでは精神体の一部が肉体を持ち、itの研究をしていたがfresh Sansに襲われitになりかけている
【CORE】
アンテの全てのエネルギーが作られる場所、現在は上級it達によって占領されている。
【COREの隣のラボ】
科学者Alphysの研究ラボの事、現在はAlphysもいないためマフィアヅッチー達が改装してアジトにしている。
中身はカジノのようになっている