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作者: S・メイドウィン・黒影 ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 62ページ)
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*37*
〜たくっちスノー視点〜
「...これで、70%!!」
全てのオメガを喰らい尽くした、これでもまだ足りない。
たくっちスノー
「全部食べたのに、まだ届かないのか...?」
卓王
「地面が揺れているエメ」
たくっちスノー
「地面が揺れる....!?」
その時、壊れた、何かが落ちた...
.....coreの地盤が、崩壊した...!?
たくっちスノー
「も、戻れ卓王!!落ちたらひとたまりもないぞ!!」
卓王
「もう出遅れエメ」
ガラガラガラ!!
自分は...終われない.......まだ、やれ.....
【game over】
.....
「残りライフ、98」
〜ローズマリー視点〜
....ディクス達が帰ってきて、デーリッチが生きていることを知らせてくれた。
偶然にも、ヅッチーが仕事で向かっていた地下にいたらしい...確認のため田所が現在Mafia ヅッチーに連絡を取っている、
野獣先輩
「...ん、ああ、そうっすか。」
野獣先輩
「....了解、そちらも気をつけな、うん、また明日に。」
メニャーニャ
「あの人は何と?」
野獣先輩
「確かにデーリッチがアジトにいるらしい、明日頃ヅッチーと一緒に連れて帰るそうな。」
エステル
「ああ良かった、無事なのね。」
.....良かった、デーリッチは無事なのか。
...私の心はようやく落ち着いた。
野獣先輩
「....ん、そうっすね、デーリッチは大丈夫そうっすよ...デーリッチは。」
プリシラ
「え?」
野獣先輩
「...マフィアヅッチーから2つの伝言っす、まずはプリシラに。」
プリシラ
「私に?」
野獣先輩
「...ヅッチーを守れずに申し訳ない、だってさ。」
プリシラ
「!!!!!!!」
【セドナインストール】
野獣先輩
「お、落ち着いて、死んではいないって言ってた、それ一番言われてたから!」
プリシラ
「..........」
野獣先輩
「こ、こええ...とにかく明日には来るから....」
プリシラ
「...あの人は他に何と?」
野獣先輩
「ファッ?...ああ、ヅッチーが怪我した自分のせいだ、彼女のために我々は金輪際関わらないようにしたいが、出来ることがなんでもするってさ。」
プリシラ
「ん?今なんでもするって言いましたよね?」
野獣先輩
「言いましたねぇ!」
メニャーニャ
「何する気ですかあんたら....」
....ヅッチーは怪我をしているのか、傷薬を作っておかないとな。
ローズマリー
「もう1つの伝言はなんと?」
野獣先輩
「...えっと、これは嘘ではない、本当の事らしいっすよ、ちゃんと確認も取ったんすけど....エステル。」
エステル
「ん、今度は私に?」
野獣先輩
「【マクスウェルを忘れるな】」
エステル
「!!!」
メニャーニャ
「マクスウェル...ですって?」
.....待て、今、何て言った、マクスウェル...?
何故ここで彼の言葉が出てくるんだ?
ローズマリー
「...どういうことですか?マクスウェルの単語が何故あそこで...」
野獣先輩
「来たんすよ、そのマクスウェル本人から、エステルにこう伝えろと。」
エステル
「....ねぇ、マクスウェルって...あいつを模したAUでしょ?そうでなくちゃおかしいってそんなの....」
野獣先輩
「.....本人、って言ってんじゃん。」
メニャーニャ
「....ふざけてるんですか?マクスウェルは死んだ、いるはずがない...間違いなく死んだんだ!!私達の目の前でな!!」
【マクスウェルが生きている、もしくは生き返った】
私もにわかには信じがたい、メニャーニャさんの言うとおり彼は目の前で死んだ、それも原型が残らないほどドロドロになって...だからアンデッドという線も考えにくい。
野獣先輩
「じゃあ、声を聞くっすか...?ボタンを外からも聞こえるタイプにして....」
エステル
「....言われなくても、聞いてやるわよ。」
野獣先輩
「かしこまり!....あ、Mafiaヅッチーっすか?悪いけどマクスウェル呼んでくれないっすか?....申し訳ナス!」
.......
野獣先輩
「ほら、エステル...」
エステル
「.....マクスウェル?あんた本当にマクスウェルなの?」
【........ふふっ】
デーリッチ(スワ)
「ん?」
【クククク...ハーッハッハッハ!!!久しぶりだな、ハグレ王国!!!】
シノブ
「この声...間違いなくマクスウェルですね、生きてたんですか貴方、エステルからは死んだと聞きましたが...」
【その声は....シノブか、お前こそ....なんてな、前に一度この世界でお前を見ているから 、生きているのは分かってた。】
エステル
「あんた、どうやって生き返ったのよ....!!」
【何故お前らに言わなくちゃならないんだ?....だが、今夜の僕は勝負に勝って少し機嫌がいい、特別に一個だけ教えてやろう。】
【例のごとく新しい仲間さ、奴が僕を生き返らせた。】
メニャーニャ
「....やはり何者かが動いていましたか、誰なんですかそれは?」
【....それは僕にだって分からない、ま、知ってたところでお前らなんかに教えるわけがない。】
シノブ
「まーた捨てたり裏切ったりしないでしょうね。」
【実のところ僕だってそうしたいさ、ウザいしちょっかいかけてくるし...けどな、立場は向こうの方が上だ。】
【そういうわけだ、死人の僕なんかより他の事を心配したら良いんじゃないか?優雅な夜を楽しみなゴミども!!じゃあな!!】
エステル
「待ちなさいマクスウェル!!あんたも明日ヅッチーやデーリッチと共に来なさい!!直接会いに来なさい!」
【おう考えてやるよ】
...ここで途切れた。
シノブ
「エステル、貴方本気...?マクスウェルをここに連れてこいだなんて。」
エステル
「...声は確かにマクスウェルその物だった、だけどまだ分からない....直接会いに来ない限り、私は信じないから。」
メニャーニャ
「....それにしても、マクスウェルを生き返らせたという何者かとは一体...なんというか、物好きというか...」
プリシラ
「....とにかく、ヅッチーが帰ってくる...今は明日に備えて起きましょう。」
ローズマリー
「ああ、いつitが襲撃されてもいいように見張りも用意しておこう。」
スネーク
「その見張りは俺が引き受けよう。」
Papyrus
「俺様もやるぞ!これが王国騎士団の仕事でもあるしな!」
ローズマリー
「...よし、頼むよ二人とも」
デーリッチ(スワ)
「...寝床はどうするでち?」
ローズマリー
「贅沢は言ってられない、シートやらを敷いて床に寝るしかない。」
デーリッチ(スワ)
「子供はPapyrusの家に送って、Swap Sansやこっちのマリーと一緒にいてあげて...そこの警備をPapyrus、任せていいかな?」
Papyrus
「もちろんだ!」
ローズマリー
「それじゃあ皆...おやすみ。」
全員
「「「「おやすみ」」」
私は床にローブを敷いて眠りにつく。
エステル
「いまごろヅッチーは向こうのプリシラと寝てるのかな〜、なんて。」
プリシラ
「エステルさんやめてください、理性を抑えるのがやっとなんです!!」
【セドナインストールEX】
エステル
「まさかの重ね掛けぇ!?」
野獣先輩
「あー冷たい!氷魔法はやめてくださいよ本当に!」
プリシラ
「あああああああヅッチーヅッチーヅッチーヅッチーヅッチー」
野獣先輩
「やべぇよやべぇよ...」
メニャーニャ
「もはや禁断症状ですね」
エステル
「ち、ちょっとやめてよ、寝られなくなるでしょ...もうちょっと静かに...」
メニャーニャ
「あんたが原因だろうがっ!!」(横隔膜を殴る音)
エステル
「く、くりてぃかるひっとぉ...」ガクッ
....頼む、みんな寝てくれ。
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【セドナインストール】
5ターンの間、氷魔法の威力アップ、ヅッチーも雷魔法が強くなる【ライデンインストール】が使える。
EXと重ねがけ出来るかは知らん