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【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
作者: むう  (総ページ数: 151ページ)
関連タグ: 鬼滅 花子くん 2次創作 オリキャラあり 戦闘あり 恋愛要素あり 
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*109*

今日は時間あったのでもう1話更新します。

 
 ハサミ「チョッキンッッ」
 銘祈「うおっ(体を引いて回避)」

 つかさ「あれれ。じゃあもう一回」
 ハサミ「チョッキンッッ」
 銘祈「危なっ(回避)」


 ハサミ「チョキッ チョキッ チョキッ」
 銘祈「ギャぁぁ!ハサミが高速移動するなんて聞いてないぞ!」
 つかさ「とりゃあああああ!」
 銘祈「逃げろぉぉおおッ(ビューン)」

 寧々(食らったら即死ですね)
 桜(そうね。チョッキンチョッキン)
 夏彦(いや全然笑えないからお嬢)


 銘祈「……何も避けられないほどじゃねえようだ…ヒッッ」
 花子「銘祈うどん(包丁シュッシュ)」
 銘祈「うおおおっ」

 花子「銘祈なべ(包丁シュッシュ)」
 銘祈「俺の中に宵宮の兄いるんだって言ったの忘れてないか?」
 花子「銘祈ごはん(包丁シュッシュ)」」
 銘祈「話聞けよお前。俺食べたら宵宮の兄も」
 花子「銘祈そば(包丁シュッシュ)」

 
 つかさ「普―。俺は銘祈そばがいいー」
 花子「そう?じゃあ銘祈そばにしよう」
 銘祈「テメエらなぁ……(# ゚Д゚)」


 銘祈「うッ(突然胸に手を当ててうずくまる)ゲホゲホッ」
 累「……どうしたのかな」



 ??(皆さん聞こえますか?)
 花子「……君は?」
 ??「宵宮茂吉です。有為の兄です。吸収される直前、自分に術をかけて消化されなくしました」

 つかさ「宵宮のお兄さん?」

 茂吉(はい。鬼が苦しんでるのは、俺が鬼に呪術をかけたからです。
    彼らは術を『呪い』と言います。効き目は10分、その間彼らは動けません)


 寧々(すごい)
 桜(呪術…陰陽師は使う技も沢山あるのね。感心するわ)
 花子「なるほどね」
           ・・・・・・・・・・
 茂吉(この話は、もうみんなにしてあります)

 累「みんなに? でもみんなは術を食らって」
 茂吉(術を食らった直後、俺が念話で伝えました。つかさくんだっけ)
 つかさ「うん、何?」
 茂吉(あなたが敵をグチャグチャ殴っている時、皆の術は解けてました」


 累・花・つ「つまり、準備していたってことか」

 銘祈「ゲホッ ゲホッ 宵宮、許さねえぞお前…」
 茂吉(黙れ!)
 銘祈「ゴホッゴホゴホ」


 仁乃「血鬼術…爆黒炎!(ビュンッ)」
 銘祈「あ、熱ッ」
 炭治郎「俺たちは、ずっと準備してたんだ!(駆け出して)」
 伊之助「途中二度寝したけどな」

 善逸「に、二度寝ってお前なにしてんだよ」
 睦彦「終始ずっと寝ながら動いてたお前が言うな善逸」
 光「俺全然活躍してなくないか!? Σ(゚д゚lll)ガーン」

 しのぶ「皆さん、敵が弱っている間に行きましょう」
 無一郎「……了解です」
 カナヲ「うん」
 玄弥「おう!」


 銘祈「し、しまったッ 動け、俺の体動けっ」
 しのぶ「あ、それですか。私の毒のせいですよ」
 銘祈「何?」

 しのぶ「珠世さんと協力して、六新鬼月に効く毒を開発しましたので(ニコッ)」
 銘祈「ち、畜生!!」
 花子「銘祈なべ」「銘祈ごはん」「銘祈うどん(包丁シュッシュ)」


 つかさ「(ハサミに乗ってる)みんな、いっくよおお!」
 一同「オー!」



 ハサミ「チョッキンッッ」

 炭治郎「ヒノカミ神楽・碧羅の天!」
 善逸「雷の呼吸・壱ノ型 霹靂一閃・神速!」
 伊之助「獣の呼吸・参ノ型 喰い裂き!」
 仁乃「四季の呼吸・伍ノ型 乱れ紅葉!」
 睦彦「光の呼吸・玖ノ型 閃光爆裂!」

 光「おりゃああああ(錫杖を振り回す)」
 カナヲ「花の呼吸・陸ノ型 渦桃!」
 玄弥「バンッバンバン(銃撃)」
 しのぶ「蟲の呼吸・蝶ノ舞 戯れ」
 無一郎「霞の呼吸・漆ノ型 朧」



 〜カキンッッ〜
 〜銘祈の頸が斬れ、身体が崩れていく〜


 銘祈「あ、あと少しだったのにぃぃぃぃぃ、あと少しだったのにい…」
 有為「待って! 消えないで! お兄ちゃんっ」


 茂吉(大丈夫だ有為。俺は六新鬼月全員に吸収されている。まだ死んでない)
 有為「え? だ、大丈夫なの? ごめんボクが未熟なばっかりに…」
 茂吉(気にするな。じゃ、『銘祈の中の俺』はここでサヨナラさせてもらうよ)
 有為「………うん。」



 有為「あ、待って、十郎お兄ちゃんは無事なの?」


 〜銘祈の体が消える〜


 有為「……・…」
 炭治郎「有為ちゃん。大丈夫。きっと十郎さんも生きてる」
 有為「……傷野郎のくせに優しいこと言うなんてずるいです」


 善逸「有為ちゃん俺が抱きしめてあげるよ〜!」
 有為「いつだれがタンポポ野郎に抱きしめてほしいなんて言いましたか!」
 善逸「えええっ」


 仁乃「あはははは」
 睦彦「あの、く、胡桃沢…」
 仁乃「なあに?」


 睦彦「…・…やめた。また今度な」
 花子「いくじなし(ボソッ)」

 しのぶ「さあ皆さん急ぎますよっ。別の柱が戦ってます」
 一同「はい!」



 ネクスト→寧々、お魚になってしまう(?)
      次回もお楽しみに!



 
 
 
 
 
 

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