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【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
作者: むう  (総ページ数: 151ページ)
関連タグ: 鬼滅 花子くん 2次創作 オリキャラあり 戦闘あり 恋愛要素あり 
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 続きでーす♪
 かまぼこ隊や柱が術にかかっているので、
 この34話は花子くんたちがずっと出ずっぱりです。


 〈16時の書庫の本 出現〉


 花子「(本をペラペラ)……ふぅん。ふんふん。へぇ〜」
 銘祈「おいお前何をニヤニヤしているっ」
 花子「べっつにぃ」

 つかさ「(グチャ グチャ グチャグチャ)普―、燐月死んだよ」
 花子「いいや、頸斬らないと死なないらしいよ」
 つかさ「え、でも原型ないけれど?」
 花子「それは、つかさが殴ったからでしょ」
 つかさ「そっかぁ」

 桜(……気の毒だからさっさと首を斬ってしまいなさい)
 つかさ「はーい。じゃあ、黒状代、首を斬ってねぇ(ビュンッ)」


 〜ガツッ ビシャッッ〜
 〜黒状代、燐月の首を斬る〜

 燐月(頸)「(コロンと転がって)」
 銘祈「り、燐月!!」
 燐月(体)「おのれおのれおのれっっ!! 許さん許さん許さん!! 血鬼術…」


 ??「血鬼術…刻糸輪転!!」
 

 〜燐月、身体をバラバラに刻まれる〜


 
 つかさ「わー。すごいすごいすごーい」
 累「グッチャグチャに殴ってくれたおかげで術が解けたよ。怪我の功名ってやつだね」
 つかさ「そっかー。じゃ、倒れた後の鬼の体見よー」
 累「……頸斬ったら体もそのうち消えるから見れないよ」


 つかさ「えぇー。じゃあ、君のカラダ見てみる。うおわっ(花子に殴られて)」
 花子「(ポカッ)つかさ!! 怖いこと言わないで!!」
 つかさ「殴らないでよ普―……」

 花子「(フンッッ)あ、燐月? やっと死んだ?」
 燐月(頸)「お前お前お前お前―――!」
 花子「燐月の本読んだんだけど、けっこうおもしろかったよ」


『燐月。人間時の名前は三津治(みつはる)。
 六人兄妹の末っ子として生まれる。
 好きな物は隣家の娘のナナオの顔、声、仕草、好きな食べ物、ナナオ自身。
 いつかは結ばれたらいいのに、なんてことを考えては一人でニヤニヤしていた』


 燐月(頸)「て、てめぇ何見てんだよこ〇すぞオイ(頭が崩れていく)」
 花子「次生まれ変わったらナナオに告りなよ。きっと」


 〜指でハートマークをつくる花子〜

 花子「結ばれると思うよ」

 燐月(頸)「…………ほ、ほんとに?」
 花子「ほんとほんと。俺が保証してあげる」
 燐月(頸)「………そっか」
 花子「ゆっくりおやすみ」

 〜燐月の体が崩れて消えていく〜


 寧々(まったく、調子いいんだから)
 花子「あれ、八尋ひょっとしてヤキモチ焼いてる?」
 寧々(焼いてない!! 私には源センパイって言う人が…)

 夏彦(寧々ちゃん七番のこと好きなんじゃないの!!?)
 桜(……意外ね)
 寧々(先輩方ちょっと黙ってくれますか!?)

 

 銘祈「………俺の同胞をよくも……。絶対にお前らは許さねえぇぇ!」
 つかさ「普―。手が(血で)汚れちゃったー」
 花子「後で洗ってきて。いずれ捕まるよつかさ」
 つかさ「はーい」


 銘祈「血鬼術、棘血籠目!!(きょくちかごめ)」
 花子「蹴散らせ、白状代!(ビュンッ)」


 〜銘祈の体から噴射された血液が有刺鉄線状に変化し二人の方へ〜


 花子「そして、『ドーナツ』!七不思議二番、ミサキ階段出てこい!」
 つかさ「だから、本人呼び出したら花子くんキャラ増えるって言ったよね。おばーかさん」
 花子「つかさには言われたくないよ。おばーかさん(おばーかさん返し)」



 
 七不思議二番:ミサキ階段

 地縛少年花子くんの舞台、かもめ学園の美術室前の階段がミサキ階段。
 その階段の四段目だけは絶対に踏んではいけない。
 踏んだら最後、あなたは階段の中に引きずり込まれ、二度と生きては戻れないでしょう。
 そして黄昏時、ミサキ階段の天井からは血がポタポタと流れ落ちるのです。


 〜ヒュン〜
 〜頭上から大きな巨大ハサミがふってくる〜

 
 花子「良しキャッチ! とうッ(ハサミを銘祈に向かってぶん投げる)」


 ※よい子はマネしないでください

 ハサミ「(自動で刃を開いて銘祈の方へ)」
 
 寧々(あれはいつぞやの巨大ハサミ…)
 夏彦(わーお。かなりカオスな戦闘方法)
 桜(ふふ)


 つかさ「俺このはさみに乗りたい!(地面を蹴って飛び上がりハサミに乗る)」
 ハサミ「ビュンッ」
 銘祈「うわあああああ! 何だよこれ!! 血鬼術…」


 ハサミ「バサッッ (術時代をチョッキンと斬る)」
 銘祈「んなっ」



 つかさ「いっけえええええええ!」
 ハサミ「チョッキンッッ」





 【出張編:大正コソコソ噂話】
 今日の大正コソコソ噂話:有為の念話は違う柱にもつながってしまった

 伊黒(チッ。何でこの俺が冨岡なんぞと組まなければいけないんだ)
 煉獄(そんなことどうでもよいではないか! 友情とは些細なコミュニケーションから!)
 義勇(……マジかよ)


 煉獄(冨岡! 何か言ったか!)
 義勇(別に何も言ってないが)
 伊黒(……甘露寺は大丈夫だろうか)

 義勇(( ̄▽ ̄))
 伊黒(冨岡。なんだそのノペーとした顔は。なぜ俺に向ける)
 義勇(別に)

 求手名(……新羅。鬼狩りきた)
 新羅(今始めちゃったらお話こんがらがっちゃうね。ちょっと我慢しとこ―)


 一同(次回もこのコーナーをお楽しみに!)


 ネクスト→燐月・銘祈戦ついに決着。
      次回もお楽しみに!
 

 

 
 
 

 

 

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