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ろくきせ恋愛手帖
作者: むう  (総ページ数: 113ページ)
関連タグ: 鬼滅 花子くん 2次創作 オリキャラあり 戦闘あり ろくきせシリーズ 
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 【第4話:休日の過ごし方】


 〈しのぶside:蝶屋敷〉

 私は思わずはあっと息を吐いた。
 今日は、警備地域の見回りなどの仕事は非番。
 他の柱の皆さんも、任務がないと言うことだったので、なにか皆でできないものかと思う。


 しのぶ「何をしましょうかねぇ……」
 アオイ「どうされましたかっ!」
 しのぶ「今日は柱の皆さんがおやすみですので、皆で何かしようと思いまして」
 アオイ「そうですか。確か今日は神社のお宮でお祭りがあると聞きました。
     一緒に行かれてはどうですか?」

 しのぶ「なるほど……この冬の時期にお祭りですか。いいかもしれませんね!」
 アオイ「私も仕事終わりに、カナヲたちと行こうと思っていますので」
 しのぶ「了解です~。それでは私、皆さんに声をかけに行ってきますね~」
 アオイ「はい、お気をつけて」


 お祭りですか。前行ったのは、伊黒さんと甘露寺さんのデートの日以来ですね。
(詳しくは短編集をcheck)
 炭治郎くんたちも誘って、みんなで楽しめるといいですね。


 ********


 〈一方無一郎side:宵宮家〉


 無一郎「………本当に、ごめん、泊めてもらって……」
 炭治郎「大丈夫だ時透くん。何しろこんな雪だろ? 無事で良かったよ」
 有為「ええ。服にも雪がついていましたし、ボクもあんな状態では見過ごせませんでしたから」

 寧々「えっと、あの子は……」
 光「ああ、確か〈霞柱〉の時透無一郎さんですよね」
 花子「会うのは六新鬼月戦以来ダネー」

 
 無一郎「……ありがとう宵宮さん」
 有為「いいえ、お安い御用です。服が濡れてたので洗っておきますね」
 無一郎「自分でやるよ。君は座ってなよ」
 有為「いえ、大丈夫です! 今日は桜さん達も来られていますし、思う存分パシれるんで!」


 ~有為、働かせる気満々~


 桜「私たち、雑用係なのね」
 夏彦「まあオレたちは別にいいんだけど、キッパリ『パシリ』って言うあたり有為ちゃんだね」
 つかさ「わ、雪降ってきた! あまねー雪だるま作ろうよー!」

 花子「ヤダよ外寒いもん」
 善逸「お前元気だな………ふぇ、ふぇっくしょん!」

 寧々「花子くんって、意外と寒がりなのね」
 禰豆子「ムー?」

 仁乃「まあ寒いもんはしょうがないよ。私重湯作ってくるね!」
 睦彦「おおお、俺も行く!」
 有為「台所は廊下進んで突き当りにありますから」
 二人「はーい(奥に消えていく)」


 夏彦「ところでさ……こっちのお二人さんは何してんのかなあ」
 メイ「……ふわぁ……3番、ここはワタシが入ってるんですよぉ(コタツ沼にハマる)」
 ミツバ「4番どいてよっ、寒いんだから!!(同じくコタツ沼にハマる)」


 伊之助「何か変な奴がいるぜェ! 勝負しろォ!!」
 ミツバ「今コタツでぬくぬくしてるから無理―」

 花子「なんか他の七不思議も誘ったんだけどさぁ、結局3番と4番だけ応じてくれたんだ」
 メイ「言っときますけどぉ、七番様のことは相変わらず大嫌いですからねぇ」
 つかさ「どんまい、あまね」



 花子『1番ー。宵宮んとこいこー』
 茜『クリスマスはアオちゃんとクリスマスデートするんで無理です(キッパリ)』


 花子『2番ー。宵宮んとこ行くよね?』
 ヤコ『やあよ。子供と行ってきなさい』

 花子『土籠は宵宮んとこ行けるよね?』
 土籠『あいにく冬休みには年賀状とテストの採点溜まってるんで………』



 花子「全員にドタキャンされてさぁ……」
 禰豆子「ムームー」
 光「輝兄を誘わなかったオレの功績も褒めてくれよ……」
 

 炭治郎「でも良かったじゃないか。こんなに賑やかな年越しは初めてだよ(ニコ)」
 無一郎「僕は、毎年柱の皆と集まってやってる」
 善逸「マジで! いいなぁ、高いもん食べれるんでしょ??」

 睦彦「ただいまー。作ってきたから足湯したい奴はやっていいぞー」
 仁乃「何の話してたの?」
 もっけ「かすみばしらの としこし」「ごうかだった」「アメやる」

 

 無一郎「昨日は………みんなで胡蝶さんの家で『イントロドン』やったよ」
 寧々「い、イントロドン??? 大正時代で!??」
 無一郎「誰かさんが……教えてくれて」


 一同「誰かさん??」
 有為「誰に教えてもらったんですか?(緑茶を入れながら)」
 無一郎「えっと……確か……」


 無一郎「『じゅじゅつ』で『じゅれい』を倒してる人たちで」
 炭治郎「呪術で呪霊を倒してる人たち……」

 無一郎「『じゅじゅつこうとうせんもんがっこう』の一年ズって言ってて」
 善逸「呪術高等専門学校の一年ズ……」

 無一郎「担任の先生が鬼つよなんだって」
 睦彦「担任の先生が鬼つよ………」


 かまぼこ隊一同「どっかで聞いたような………」
 寧々「それってもしかして、葵が最近ハマってる……」



 葵『寧々ちゃん聞いて! 最近とっても人気なアニメがあってね』
 寧々『どんなアニメ?』
 葵『んふふー。呪術廻戦っていうの! おすすめだから見てみてね♪』



 一同「マジでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?? 呪術廻戦の人たち来たの???」
 無一郎「………じゅじゅつかいせん、だったっけ……忘れちゃった」


 寧々「え、え、え、有為ちゃんまたミスって召喚したの??」
 有為「知りません知りません! 最近は術も使ってないです!」
 光「あのあの、五条先生来たんすかっ!?」
 無一郎「そのひとは来てないけど、『イタドリ』と『クギサキ』と『フシグロ』はいたよ」


 一同「嘘ぉおおおおおおおおおおおおおおおお???」
 無一郎「……今も多分いるはずだよ」
 一郎「マジいいいいいいいいいいいい??」


 ~興奮でテンションがおかしい一同たち~


 と。
 ピンポーン


 炭治郎「誰か来たみたいだな。出てくる」
 有為「ありがとうございます」





 炭治郎「(ガララッ)はーい………あれ?」
 ??「えっと、ここであってるのよね? しのぶさんが言ってた家って。ぼろっちいわね」
 ??「うっほお! 大正時代ってすげえよな! なあ伏黒?」
 ??「まあな」



 炭治郎「(えええええええええええええええええええええええΣ( ̄□ ̄|||))」



 Next→まさかのまさかのコラボ! 次回もお楽しみに!


 
 



 

 
 


 


 


 

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