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ろくきせ恋愛手帖
作者: むう  (総ページ数: 113ページ)
関連タグ: 鬼滅 花子くん 2次創作 オリキャラあり 戦闘あり ろくきせシリーズ 
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*97*

 さあさあこれで肩の荷も下りたし。
 続き!!

 〈宇髄side〉


 宇髄「っていうか煉獄はどこ行った?? 地味にいなくなりやがって!!」
 悲鳴嶼「………おお宇髄………久しぶりだな………(スタスタ)」
 宇髄「悲鳴嶼さん! 実は煉獄とはぐれちまってよ。さっきまで横にいたんだが」
 悲鳴嶼「そうか………そういえば今日は祭りがあるらしい……一緒にどうだ」

 宇髄「祭りか! なんでも花火が上がるらしい! この俺様にピッタリじゃねえか!」
 悲鳴嶼「………なるほど。宇髄は……花火が好きなのか」
 宇髄「祭りも花火も好きだ! 響き派手で!」

 実弥「オイオイオイオイ。こんなところで何してるお二人さんよォ」
 宇髄「どぅわっ。いきなり横から出てくんな。地味に驚いただろうが」
 実弥「アアン? 勝手に驚いたのはテメェだろォ? それよりさっき胡蝶とすれ違ったぞ」

 悲鳴嶼「………そうか……。非番で皆この市場に来ているんだな」
 宇髄「産屋敷から近いからなァ。胡蝶とも会えればいいがね。ついでに煉獄とも」
 しのぶ「あらぁ。三人固まっておられたんですか。探す手間が省けましたね」


 ~後ろからしのぶ一行が駆け寄ってきて~

 しのぶ「何なんでしょうか。冨岡さんといい宇髄さんといい、出会い方が神がかってますね」
 義勇「俺は何もしてない」
 蜜璃「と、とにかく、見つかって良かったわ。あとは煉獄さんと無一郎くんだけだし」
 伊黒「聞けば時透は竈門炭治郎たちと一緒にいるらしいな。あとは煉獄だがどこに行ったんだ」

 宇髄「そりゃ分からん。あいつと一緒に回ってたが……気づけば地味ィに消えてやがる」
 実弥「フン。それは妙だな。あいつほど声が大きけりゃ、数分足らずとも見つかるだろ」
 宇髄「いや俺も、そん時は揚げ餅屋の旦那ともめてたからよォ」

 蜜璃「もめたって……なんでもめたんですか?」
 宇髄「値切ろうとしたらあの野郎、うまい具合に交わしやがった。商売上手だわ」
 蜜璃「たった十銭の揚げ餅をよく値切ろうと思ったんですね……素敵だわ」
 しのぶ「甘露寺さんのストライクゾーンは無限城より広そうですね(ニッコリ)」




 無一郎「行くよ。せーのっ、炙りカルビ」
 有為「えーっと、炙りカルビ、炙りカルビ(ふぅー)」
 つかさ「炙りカルビ、あRりかぐり?」
 無一郎「はい、ということで君の負けだね。約束通りあとで何かおごって」

 つかさ「えぇー。『炙りカルビゲーム』やろうっていったのは俺なのにケチ……」
 ミツバ「あーあ、だからやめろって言ったのに」
 仁乃「それにつっかかったのはむいくんだよね。初めてなのに勝っちゃうなんて手強いなぁ」

 無一郎「じゃああそこの店の金平糖とおまんじゅう一個ずつね」
 伏黒「平然と人をこき使ってるな。たかが14のガキなのに」
 無一郎「………何か言った?」
 伏黒「何でも」


 しのぶ「会うタイミングが、神がかって……嫌この場合鬼がかると言えばいいのでしょうか?」
 伊黒「それは某テレビアニメの主人公のセリフだから使うな胡蝶」
 

 煉獄「悪かったな宇髄! はぐれてしまって不甲斐なし!!」
 宇髄「いや、逃がした魚は大きい……みたいなことになってて怒る気も失せるわ」
 実弥「全くだな。この前のガキも連れてきやがって」

 野薔薇「ハァァァァァ………。なんで任務帰りでこうなるわけぇぇぇ?」
 悠仁「お前の情緒が分かんないのオレだけ!? 引きずりすぎだろ!」
 五条「落ち着きなよ野薔薇。こっちにも寿司はあるんだしさぁ」

 花子「聞く限り、回らないとこだって。あとめっちゃおいしいらしい」
 桜「その代わり値段は張るけど、柱がお金は出してくれるらしいから気にしなくていいわよ」
 寧々「そうよ! うどんもお蕎麦もとっても美味しいのよ。花火見ながら食べれるんだって!」

 つかさ「ねー時透もういっかいやろーよお」
 無一郎「………嫌だよ。違う人とやりなよ」
 つかさ「むぅー。じゃああまねと4番。『キャラ縛りしりとり』やろー」


 ※キャラ縛りしりとりとは
 呪術廻戦、花子くん、鬼滅の用語だけでしりとりをすること。


 メイ「分かりました。相手してあげますぅ。アナタが負けたら絵の中に閉じ込めますねぇ」
 花子「それはやめて。マジでやめて」

 メイ「じゃあ行きますよぉ。『エソラゴト』」
 つかさ「えーっと、『とみおかぎゆう』」
 花子「う、う……?『噂』」
 メイ「『サイコロステーキ先輩』」
 つかさ「『伊地知』」」
 花子「ち、ち………?」


 睦彦「行くぞ伊之助! 胡桃沢! 負けたら黒歴史暴露ゲーム! せーのっ、炙りカルビ!」
 仁乃「炙りカルビ。炙りカルビ」
 伊之助「え、っと……あ、あぶりかるび、あぶりかるび」
 

 睦彦「なっんだとお前……。ふぅー。行くぞ! あぶりかぐり!」
 炭治郎「…………………どんまいだ睦彦くん」
 睦彦「もう一回! もう一回!!」


 炭治郎「ダメだぞ睦彦くん。自分で決めたんだろ?」
 煉獄「睦彦少年の黒歴史か! 家が神社だからサンタクロースがいると思ってたことしか知らん」
 睦彦「嘘それ言ったっけぇ!?」

 
 蜜璃「同期だった男の子と仲良くなりたくて、お師匠さんの子供と練習してたのよねえ」
 睦彦「それ誰にも言ってないのに何で知ってんの甘露寺さん??」
 蜜璃「仁乃ちゃんが教えてくれたの♪」
 睦彦「くるみざわぁぁぁぁぁぁぁぁ」


 五条「よし、お祭りまでの道中こっちもなんかやろうか」
 悠仁「なんかってなんだよ。カラオケとか?」
 野薔薇「いいわねカラオケ! 私の美声を響かせてやるわ!」

 伏黒「カラオケならカラオケ店でやればいいだろ」
 野薔薇「ケッ。あのねぇ伏黒。歌っていうのはどこで歌ってもいいんだよ!!」
 夏彦「同意ー。歌は世界を救う☆」
 野薔薇「それはよくわかんないけど、とにかくカラオケはカラ館っていう考えは古いのよ!」


 五条「いいねぇ皆。楽しんでるじゃない。僕人酔いしそうだよ」
 伏黒「それは意味分かりませんけど薬でも飲みます?」


 ネクスト→お祭り開始。次回もお楽しみに!
 
 


 
 

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