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メイドウィン戦闘中inタッグマッチ(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 68ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON1 戦闘中 メイドウィン逃走中 タッグマッチ 
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10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~

*36*

バトルランチャーと玉を抱えた零代目は今の状況に若干引いていた
そりゃそうである、どういうわけか爆笑するパートナーを締め上げているメイドウィン、それを見て魔貫光殺砲の構えをとるたくっちスノー、そして自分と同じく今の状況に引いているもう1人のメイドウィン……

「なんだこの状況」

「やっべ、零代目が帰ってきた!!本当におつかいに行ってたのかよ!」

「……あいつ、銃を持っているぞ!」

「そう、バトルランチャーだ………黒影が全財産出してくれたおかげで200発は打ち込める……お前ら全員蜂の巣にしてやる」

零代目はバトルランチャーにボールを詰めて真上達に向ける

「しまった!」

「海藤、迎撃体勢だ!」

「言われなくても分かってんだよ!」

「どれにしようか……よし、黒影に張り付いてるやつにするか」

「彩都さん離れて!」

「もう遅
と、零代目がバトルランチャーの引き金を引くが、ランチャーからは玉ではなくレーザー光線が発射され黒影の方に風穴を開ける

「あっつぅ!!」

「あっ、これライフ削る機能もあるのか、ごめん黒影」

「今だ、彩都さんここは撤退!」

「へいへい」

「零代目ー、さっきのでライフ尽きたわおぶって」

「ちっ」

「俺もここは撤退だ!てかあいつどこだ!!」

黒影が倒れた後、3つのチームが一斉に場を離れていき……騒ぎは終わった
取り残された地獄公務員紋所はボールを拾いながら次のターゲットを狙う

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「えっ、なにこれ………」

トレザード社は予想だにしていなかった超展開に心底驚いていた
指令になっている忍は放置され、玉を使うまでもなく全力でぶつかりあってる者や攻撃で押し出そうとする者が……

「ていうか、3チームくらい脱落してるのにボールで倒されたの一つだけですね」

「何やってるんだ七花の奴は!!」

【七花というよりはその姉が………たくっちスノーくんから聞いていたけど強いってレベルじゃないね】

「とがめ、なんであんなの組ませたんだよ」

「しょうがないだろう!あいつが共に戦うのであれば姉以外に有り得ないと言ったのだから!実際七花と協力しながら戦える者など限られている!」

「だから西尾維新のキャラはインフレの原因になるからやめとけと」

【起きたことはしょうがないよ、ここは少し指令を調節しよう……メカエリチャン】

「はい、プランBに移行し忍のオート操作を開始します」

【私としては、普通に進行したかったけどね】


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