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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 68ページ)
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*42*
そして、ドラゴン・レスラーズは……
「バレてない?」
「ああ、バレてねぇ!」
リニュ後の万丈龍我とイクサー3。
この2人はドラゴンの戦士。
この2人はリングの王者。
そして……この2人はマガイモノ。
黒い液体となって天井の隙間から天井裏に侵入していたのだ
誰も気づかなかったのは偶然にも彼らが動いてる時、その場所にプレイヤーがいなかったこと
何より『普通戦闘中で天井裏とかに行かないはず』という考えが多かったはずだ
忘れないで欲しい、黒影の関わるゲームはとにかくルールの穴をついてくる『天井裏に入ってはいけない』だの『戦闘中の最中にゲームをしない』だのくだらないことでもしっかり記載しないとやってしまうのだ、そういうやつだから。
「でもこれじゃああたし達も攻撃出来なくない?このゲームは制限時間が無くなったら全員負けちゃうんだよ?」
「それはつまりだ、向こうも俺達に会えなかったら絶対勝てねぇって事だろ」
「ちゃんとボールはここにある、最後の最後まで残り続けて残りが2つだけなった所を叩く!完璧じゃねぇか!」
「なるほど言われてみればそうかも!ライフに関しても近接攻撃なら!」
「負け知らずってわけだ!!」
………
「なんかメールで天井裏に何かあると匿名のメール来てたっす」
「前に言われてた合言葉かなぁ〜、とりあえずビームしとくね〜」
そう言って花音は目からビームを出して天井裏をやき尽くす
「えっ、そんなこと出来るの?」
「メイドウィンだからね〜、その気なってしまえば空を飛ぶことも目からビームを出すことも出来るよ〜」
「……この小説の作者キャラって、一体どんな扱いなんやろなぁ、もうわけわからん」
「んーと、神?神様だからやろうと思えばなんでも出来ますよ的な?」
「アッツイ!」
ビームで焼かれたところから龍我とイクサー3が飛び出す、マガイモノなのでビームで焼かれても問題ない
「あっ!こんなの居たなぁ!」
「いないと思ったらこんなところにいたんだぁ、色々考えて隠れてるんだねぇ」
「全然ダメじゃん!!」
「案外上手くいくと思ったんだけどなぁ」
「隠し通すつもりだったん……」
「くそぉ!だが俺達はボールを持ってんだ!ぶっ倒してやるぜ!変身!」
【ウェイクアップ!クローズドラゴン!】