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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 68ページ)
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「俺、タコ焼きなんて作ったことないんだけどな……」
スポーツ一筋、バカまっしぐら万丈龍我。
家事は人並み、選手経験から健康管理は出来るが料理の知識はさっぱりでタコ焼きを回すことすら苦戦していた
「タコ焼きなんだからもうタコだけ焼いたら良くない?」
「いや、それはなんか違うだろ……」
「でも焼き芋はサツマイモを焼いただけだし、焼きそばだってそばを何かに詰めたりしないでしょ?」
「ま、まぁ………そうなんだけどよ………」
「あっ、そうだいいこと考えた!」
イクサー3は拳で野菜や生地をぐちゃぐちゃにして、特殊なエネルギーで形を整え、タコを突っ込む
「あたしがこうやって形を作るから万丈は焼いてよ!」
「なんだよ、その調理法……」
【ドラゴンチャージ、ドラゴンインクローズチャージ!ぶるああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!】
「ていうか焼くったってどうやっ………熱っ!!アッツ!!なんか手から火が!!アッチ!!」
「人体発火現象!?」
「マガイモノだけどな!」
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「問題、徳島ラーメンは本場徳島県では『中華そば』と呼ばれている、〇かバツか?」
「問題、サツマイモは野菜だがジャガイモも野菜である、〇かバツか?」
「問題、台湾ラーメンは台湾発祥、〇かバツか?」
クイズ王、堂安主水。
彼は焼きたてのたこ焼きに対し存分に知恵を奮っていた
これは数年前の『野菜に罵声、褒め言葉を浴びせ続ける』という実験が元になったもので、野菜や料理に知恵を与えるのが主水琉なのだ
「俺はどんなものにも無知であってほしくない、誠意を込めて正解を与える」
「……しかし、ドラえもんはちゃんと実用性のある歴史から持ってくるか」
2046年のドラえもんは【見た目】だけ。
再現のみにこだわった為出来ることは2010年来と同じ移動程度である。
もし皆が知るドラえもんが傍にいれば、もっとハイテクで未来チックな調理が出来ただろう………