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逃走中のなりそこない【豪華2本立て】
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 73ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 MM○○中 逃走中 ゼンカイif編 
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*13*

アサル
「それでどうします?今後」

たくっちスノー
「そうなんだよな、ここまで言っといてまだミッション考えてなかったよ」

大地
「まぁ、すっかりいつもの事だけど……」

たくっちスノー
「んーーーー………」

たくっちスノー
「多分こっちがなにかしてこようとすると、あいつはクイズで妨害してくるな」

大地
「分かったことは、奴はこっちが何かしようとすると問題を出し、正解を出さないとそれを行えず、不正解だとダメージ………」

大地
「問題の内容はまちまちでオールジャンルです」

カノコ
「カノに任せてよ黒猫のウィズとか得意だし」

アサル
「はいはいすごいすごい」

たくっちスノー
「せっかく頭を使う舞台なんだ、ミッションにもクイズを採用するか」

アサル
「ウォーキングボーナスもあるし外に出ることを誘発させるものを採用したいところですが……」

カノコ
「んじゃ、クイズに勝ったら賞金100万円!」

大地
「どこのミリオネアだよ……いや、今どきああいう番組すらやってないよな……」

たくっちスノー
「あっ……そういえば昔、親父が英単語を並べてメッセージを作るミッションとかやってたな」

大地
「えっ、魔トリョーシカさんが来た時にそんな事を?」
※詳しくは『フードファイター殺人事件』参照。

たくっちスノー
「………よし、母さんには悪いがネタをパクろう」


たくっちスノー
「確か……その時は追加エリアのミッションだったな」

アサル
「貴方の父親は何故そんなことを?」

たくっちスノー
「俺たちを母さんの所に誘導するためだったな」

たくっちスノー
「………思えば、あの頃の俺が人生で1番無茶していたな……と、それはおいといて」

たくっちスノー
「キーワードを考えておくからパネル用意しておいてくれ、適当にばら撒くぞ」

たくっちスノー
「あっ、ミノタウロスには置くなよ?詰むから」


カノコ
「あっ、提案提案!」

たくっちスノー
「どうしたカノくん」


カノコ
「ダミーの英単語を用意して、その上で意味が通るようにするってのは?」

たくっちスノー
「ふむ……ダミー英単語が通るとデメリットってことか、ハンター放出くらいでいいな」

大地
「いいじゃないですかそれ、俺は追加エリアの場所確保しておきます」

カノコ
「カノはハズレ考えればいいんだね!?」

アサル
「な、なんだろう………いつになくちゃんとしたミッションを提案して準備出来てる気がする」

たくっちスノー
「いつもこれくらい出来なきゃダメなんだけどなぁ俺達!」

しばらくして………


たくっちスノー
「よし!とりあえず英語できた!」

大地
「ばらまいて来ましたよ!」

たくっちスノー
「よし、時を戻すぞ!」

こうして、ミッションが開始される!

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