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逃走中のなりそこない【豪華2本立て】
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 73ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 MM○○中 逃走中 ゼンカイif編 
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*40*

たくっちスノー
「ミッションの入札?」

カノコ
【そう、逃走者にやりたいミッションを提案と金額を出させてさ、時間後に1番高い奴を可決してミッション開催っていうネタ思いついたんだけど】

カノコ
【よくよく考えたら提案しても可決してもらわきゃ意味無いと思ってわざわざ】

たくっちスノー
「だからって非通知はやめてねビックリするから」

たくっちスノー
「で、それはまー……俺としては別に構わないんだけど、聞いていい?」

カノコ
【どったの?】

たくっちスノー
「その入札に使う金って、各自で用意すんの?」

カノコ
【えっ、なんでこっちで用意するの?】

たくっちスノー
「えっ、じゃあ入札で逃走者から得た金はどうすんの」

カノコ
【えっ】

たくっちスノー
「えっ」

ブチッ

たくっちスノー
「あっ切りやがった!!」

たくっちスノー
「……仕方ねぇ、可決してやるか……後で月村さんにも話しとこう」

フィーネ
「どうしました?」

たくっちスノー
「あっいや……なんか忙しくなりそうと思うと憂鬱でな……」

ガオーン
(あれ?今誰かいたような気がしたけど気のせいかな?)

……


66:35

吉良
「逃走中…か」

吉良
(私は特別金に困ってるわけでもない、スターになりたいわけでもない)

吉良
(それでも、当選してしまえばここに招かれる…)

吉良
「まあいい、どうせ今後の私に関係の無いことだろう」

吉良
「制限時間はおよそ一時間弱……一日分のジョギング分動いて、カメラを向けられた時は社交辞令でもして場を繋げば良いだけだ」


吉良
「最も本気でやったら私は絶対負けないが


カノコ
「うるせーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

その瞬間、自動車が吉良を跳ね飛ばした

大地
「カノさん今誰か轢きませんでした!?」

カノコ
「なんかさっきから自分語りがウザくてつい」

大地
「貴方にウザいって思われたらいよいよ終わりでは!?」


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