完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

逃走中のなりそこない【豪華2本立て】
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 73ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 MM○○中 逃走中 ゼンカイif編 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~

*39*

カノコ
「あのさー」

カノコ
「あいつの接待になんでカノ達が頑張らないといけないわけ?」

アサル
「ふっ、上司と部下に恵まれない人間ってのは苦労するものさ………」

カノコ
「んで、まだ66分だけど何する?トジテンドでも来るように祈る?」

アサル
「それは八つ当たりが僕らにも来るから嫌だな」

カノコ
「じゃあ、ハンターが捕まるの祈る?だいたい舞台は広いのにハンターが少なくて全然捕まらないんだよねー」

アサル
「元々このゲームはそれくらいのバランスだ、それに尺を伸ばすことも大事な番組の仕事だろ」

カノコ
「うーーい」

………

67:25

カノコ
「時よ止まれ」

……

カノコ
「ってわけでリーダーいないけど逃走中どうするか会議ってわけだけど」

アサル
「おい待て、なんでお前時間止めてるの?それ確かリーダーの力だろ?」

カノコ
「アサルさぁ……」

カノコ
「そーゆーの気にすると後ろ辺りからハゲるよ?」

アサル
「はいはい分かった、真面目に聞くんじゃなかった」

大地
「会議って……今回たくっちスノーさん居ないんだけど」

アサル
「流石に今回ばかりはあの人でも役に立つ保証は無いからな………あの調子だし」

大地
「それは……まぁ、その気持ちはわかるけど」

大地
「こんなに早く逃走中会議なんてどうするんだ?ミッションはまだ先じゃ……」

ジロウ
「なになに~?なんか面白いことするんですか?」

ソウゴ
「えっと……これは一体どういう状況?」


アサル
「待って待って待ってやっぱ説明しろカノ」

カノコ
「どったの」

アサル
「この空間って僕ら特別スタッフ以外時止まって介入出来ないんだったよな」


カノコ
「あのムラサキがやるやつはそーだよ?」


アサル
「そーだよ?ってお前……」


カノコ
「いくらカノでもそこまで便利な事出来るわけないじゃん」


アサル
「それはそうなんだけどお前に言われると腹立つな!」



ジロウ
「あ、お構いなくどうぞ!」


仗助
「俺ら見て見ぬフリして何も聞いてなかったことにするッスから」


アサル
「逃走中スタッフとして困るの!」

大地
「………こればかりはもうどうしようもないので、このまま話の続きやりましょうか


アサル
「なんてこった」

………

カノコ
「で、何の話だっけ 」

アサル
「お前が招集して会議始めたんだろ、何も考えてないのか?」

カノコ
「そう言われてもねー……あ!そうだ!」

ジロウ
「おぉ!?何か思いついた感じですか!!」

アサル
「頼むから話に入らないでくれる!?」

タロウ
「あっち行くぞ」

ジロウ
「ああぁぁーーーー」(ズルズル)

カノコ
「せっかくだからさ、もうミッションを向こうに決めてもらわない?」

アサル
「は?」

38 < 39 > 40