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逃走中のなりそこない【豪華2本立て】
作者： メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E　　（総ページ数： 73ページ）
関連タグ： メイドウィン小説SEASON3　MM○○中　逃走中　ゼンカイif編　
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10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～

＊70＊

〜クロノス社〜

たくっちスノー
「うーわマジで別の逃走中の映像で誤魔化してる………ヒカキンに俺の顔ついてる………」

カケル
「似たようなことできるだろ？」

たくっちスノー
「ヒカキンやはじめしゃちょーの体で何が出来るんだよ、あの人らはメイドウィンじゃねーんだぞ」

たくっちスノー
「で、話とは？」

カケル
「実はね………」


カケル
「俺とサトシで新ゲーム作ろうと思ってるんだ」

たくっちスノー
「新ゲーム！？」

月村
「その為には、君の成分を使用した新アンドロイドが必要になってくる」

たくっちスノー
「俺を元に新アンドロイド！！？」


カケル
「さて、前提はここまででいいかな」

たくっちスノー
「え？」

銘苅
「盗聴器ついてるわよ、外す？」

月村
「いえ、このままで結構です」

カケル
「………こんなこと言いたくないんだが、実は、この会社に企業スパイが」

たくっちスノー
「あ、そんなこと？知ってるよ」


カケル
「えっ」



たくっちスノー
「どうせ、アサルの事でしょ？うん」



たくっちスノー
「だって俺、企業スパイって知っててアイツを雇用したもん」


カケル
「！？」

銘苅
「一応聞いておくけど、理由は？」

たくっちスノー
「新しく逃走中を始めるにあたり、今は亡きとがめが優秀な人員をピックアップしてくれた、その内の第1希望が彼だ」

たくっちスノー
「しっかりと企業スパイということも書いてあった、その上でプログラミング技術が優秀だったから第1候補に入れたんだ」

銘苅
「…………」


銘苅
「一応聞いておくわ、その情報を提供したのは誰？」

たくっちスノー
「………その件、俺も少々話したいことがあるんですよ」

たくっちスノー
「情報は送りますのでそのまま行ってきていいですか」

月村
「どうぞ」

たくっちスノーは発振器を置いて、部屋を去る

カケル
「…………さて新ゲームどうする？」

月村
「兄さんそれ本気だったんだ」


…………



たくっちスノー
「…………ねぇ、たまには2人っきりで話ししようよ」


たくっちスノー
「つっても、今回とか、今もよく話してたよな」






たくっちスノー
「カノくん」


カノコ
「おっす」

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