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逃走中のなりそこない【豪華2本立て】
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 73ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 MM○○中 逃走中 ゼンカイif編 
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*71*

ーーーーー
銘苅
「再開してからの逃走中には疑問があった」

銘苅
「新任として来たばかりのたくっちスノーとヨツバ・カノはかなり親しい」

銘苅
「何より………」


ーーーーーー

たくっちスノー
「ねぇカノくん、キミなんかしてるでしょ?」

カノコ
「なんでそう思うわけ?カノってそんなスゲーと思われてる?」

たくっちスノー
「当たり前だろ?だってカノくん企業スパイだろ?」

カノコ
「ん、まぁね」


たくっちスノー
「…………そこはのってくれよ、俺の話する前に質問いいかな」




たくっちスノー
「…………なんで時空諜報局のエージェントやめちゃったの?」


ーーーーーーー

月村
「時空諜報局?」

カケル
「聞いたことがある、影に生きて世界のあらゆる情報掴んで均衡守るっていう……」

銘苅
「ええ、少なくともそこらの企業スパイよりははるかにエリートな立場よ」

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カノコ
「【黄昏】と仕事すんのも飽きてきちゃってさー、つーかクソみたいな仕事しか来ないんだよ、あそこ」

たくっちスノー
「【黄昏】も懐かしいな……確か、まだ時空監理局が生きて、いやクソだった頃に変装して情報分けてもらったか」

カノコ
「もういらないの?」

たくっちスノー
「優秀な情報屋は手に入れたからな」

カノコ
「そ、今アイツ『ロイド・フォージャー』って名乗って偽家族演じてやばいミッションしてんだって」

たくっちスノー
「へー……ん?フォージャー?」

たくっちスノー
「それ、まさか妻がいる?」

カノコ
「うん」

たくっちスノ
ー「その奥さんの名前って『ヨル・フォージャー』だったりしない?」

カノコ
「なんで?」



たくっちスノー
「…………多分その人、ママ友チャットで雪と知り合って仲良くなった人だ」

カノコ
「なんで変なところで繋がってんの?」

たくっちスノー
(うわー、あの人の旦那さんが【黄昏】とはね……奥さんも大変だなこりゃ)

カノコ
(まぁそいつもそいつで時空随一の殺し屋『いばら姫』なんだけどそれは黙っとこ)


カノコ
「何の話だっけ?」

たくっちスノー
「君がなんで時空諜報局辞めたのって話!」

カノコ
「あーそれ?正確には辞めてない、合併されたってわけ」

たくっちスノー
「合併?何に?」


カノコ
「『時空特殊警察連盟』、なんか略して『特盟』って呼んでる」

たくっちスノー
「とくめい………じゃあお前はその特盟って奴とアサルの企業の二重スパイってわけ?」

カノコ
「まぁんなところ!」

カノコ
「クロノス社と特盟とアサルの会社で給料3個分!」

たくっちスノー
「…………して、本題に移ろう」










たくっちスノー
【これまで逃走中がメッチャクチャになったの、お前が絡んでるな?】




カノコ
「………は」



カノコ
「ははは」







カノコ
【あっはははははははははははははは!!!!!!!】

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