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逃走中のなりそこない【豪華2本立て】
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 73ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 MM○○中 逃走中 ゼンカイif編 
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*69*

20:00

フィーネ
「で!!」

たくっちスノー
「俺はいつまでフィーネと一体化してればいいんですかね!!」

大地
「何かと思えばそんなことに………」

たくっちスノー
「っていうか人少なくない?」

大地
「どうやらさっきの戦闘で満足して帰っちゃったみたいで」

たくっちスノー
「最早何しに来たんだよアイツら!!」

大地
「いや流石に今回は逃走中出来る状況じゃなかったでしょ!?フィーネ姫の植民地宣言全世界放映されちゃいましたよ!」

たくっちスノー
「だってよ」

フィーネ
「知るか、リュートには放映されてねーだろ」

たくっちスノー
「まぁ時空の奴らは理解があるから二重人格って言えば納得するよ」

たくっちスノー
「だが、この混戦を逃走中として放映されたら流石に訴えられるし余裕で負けそうだな………」

大地
「あ、そこら辺は大丈夫です」

大地
「カケルさんの計らいでそれっぽい映像を作って代わりにそれ流しときましたので」

たくっちスノー
「それ捏造じゃない?つーかそんな映像どこから?」

大地
「リアルワールドで今度やるやつです」

たくっちスノー
「あの大晦日にやる予定のヤツ!?」

大地
「ええ、あとは顔を俺たちのものにして合成音声付ければもう余裕で騙せるって」

たくっちスノー
「俺達の逃走中ってそんな雑コラレベルの映像でもいいの!?」

フィーネ
「ああもうさっきからうるせぇんだよ!いいからこれ外せ!」

プラーク
「は………外せと言われましても………」

大地
「なんかもうガムみたいにひっついてるな…」

フィーネ
「痛てえええぇ!!!!」

たくっちスノー
「ああもう!!じゃあフィノワール!人格を1度アイツに返せ!お前がまた目覚めるまでに解決しておくから!」

フィーネ
「また外れてなかったら殺すからな!!」

フィノワールは人格を鎮め、髪がピンク色に戻りフィーネの人格が再度目覚める

と、その瞬間磁石で引き剥がされるようにたくっちスノーも離れる!

たくっちスノー
「どんな仕組み!?」

アサル
「戻った!」

フィーネ
「………………ノーマン」スッ

たくっちスノー
「あっ待って!!綺麗に土下座の体制に入ろうとしないで!!」

たくっちスノー
「大丈夫大丈夫!!悪いのフィノワールだから!植民地にしなくても同盟とかで今から考え直すように言えばいいだけだから!」

プラーク
「実際この国の陛下が兵士に不当な扱いをしていたのは事実、雇用先を変えただけと思いになれば……」

フィーネ
「本当であればもっと穏便な手段で解決しなければならなかったのに……せっかくの観光に皆さんにも迷惑かけて……」

フィーネ
「せっかく誘ってくださったのに」

たくっちスノー
「え?誘う?いつ?俺、お前の世界最近行ってないぞ?」

フィーネ
「あの女性の方が……」


たくっちスノー
「………カノくんが、それどういう」


たくっちスノー
「えっ逃げた?」


大地
「たくっちスノーさん、銘苅さんとカケルさんが話がしたいということで」

たくっちスノー
「えーとまだあと20分でしょ?逃走中どうすればいいわけ」

大地
「賞金はもう欲しい人にあげちゃいましょう、せいぜい100万ちょいなので」

たくっちスノー
「じゃあ、仗助にでもあげといて………うーん、話か」


たくっちスノー
「じゃあフィーネ、俺はこれで」

フィーネ
「今日は色々と………」






デデデ
「おい待て!!ワドルディ達が居なくなったらワシらはどう生活するんだゾイ!!」

閣下
「というか大臣たちが帰ってきたらなんと言えば!!」

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