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逃走中のなりそこない【豪華2本立て】
作者： メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E　　（総ページ数： 73ページ）
関連タグ： メイドウィン小説SEASON3　MM○○中　逃走中　ゼンカイif編　
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＊12＊

57:24

たくっちスノー
「ち、畜生！！止まれ！！時よ止まれ！！」

クイズワルド
「問題！アマゾン河……」

たくっちスノー
「ポロロッカ！！」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ!

…………


たくっちスノー
「ぜぇぜぇ………初めて正解した、おい皆！」

アサル
「なんか、ほぼ乗っ取られかけてますね………」

たくっちスノー
「株価や視聴率はどうなってる！？」

アサル
「凄い勢いで……ということはありませんが、減少し始めました」

カノコ
「まぁ逃走中見ようと思ったらクイズ始まってたらそりゃ……」

たくっちスノー
「ぐぬぬぬ…トジテンドの野郎…」

カノコ
「でもこれってぶっちゃけトジテンドだけが悪い？」

たくっちスノー
「え？」

カノコ
「だってよリーダー、時空規模放映番組って過去にも今にも逃走中ぐらいじゃん？」

たくっちスノー
「まぁ…クロノス社規模の予算がないと出来ない事だし」

カノコ
「それだよそれ、敵がいないから一位って、それライバル来たら即潰されるあれじゃん」

たくっちスノー
「く…カノ君にしては痛い所付くな」

たくっちスノー
「確かに、今までチャンネル争いする裏番組はいなかった…」

たくっちスノー
「こんなクイズに塗り潰されるってのは、俺たちがその程度って言いたいのもわかる」

たくっちスノー
「じゃあそれをこれで覆す」

たくっちスノー
「たとえどんな番組が現れようが、逃走中こそがオンリーワンってことを見せてやる！」

アサル
「時空の視聴者には飽きるって概念がないのか？(小声)」

大地
「ワンピースやドラゴンボールにも飽きってないじゃないですか、アレと同じじゃないです？(小声)」

たくっちスノー
「で、だ！その為に少し遅くなったがミッションを行わなくてはならない！」

カノコ
「それにそろそろ誰かしら捕まえないとヤバいんじゃね？」

大地
「また俺が何かしらトラップしかけましょうか？」

たくっちスノー
「待て、今回は公園……一般人もいるんだ」

大地
「あ、そうですね……前回は無人島みたいなものだから自由に出来ましたし」

たくっちスノー
「ミノタウロスも3人くらい迷子になってるらしいんだよな……システム上救助も楽じゃないし」

たくっちスノー
「とりあえず今回の目標は、ミッションを始めつつ、盛り上がり所を作り！一気に3人……いや4人は確保する！」

たくっちスノー
「ライバルがクイズ番組で良かった！これが動画サイトから拾ってきたような映像にクソみたいなアフレコつける動物番組ワルドだったら犯罪者に戻ってまで殺していた！！」

大地
「アフレコ動物番組への憎悪が凄まじい！」

たくっちスノー
「俺は合わないアフレコとハリボーのCMがネット炎上の次に嫌いなんだ！！」

カノコ
「喋る度に声が変わるのに？」

たくっちスノー
「おだまり」

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