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逃走中のなりそこない【豪華2本立て】
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 73ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 MM○○中 逃走中 ゼンカイif編 
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*61*

42:25

カノコ
「ういーい!リーダー!バッチリ破産してきた!」

ヨツバ・カノ 脱落
残り9人

たくっちスノー
「バッチリ破産って言い方なんか嫌だな!!」

カノコ
「で、この状況はリーダー危惧してたアレ?ウケるー失敗してるー!」

たくっちスノー
「おだまり!それにまだまだこれからだってノ!」

カノコ
「ねぇねぇ、これから何するの?」

たくっちスノー
「地獄が始まるよ」

カノコ
「逃走中してんのに?」

たくっちスノー
「大昔の記述には逃走中の最中に戦争して参加者が戦死したこともあるらしいから………」

フィーネ
「へぇ……」

たくっちスノー
「戦争はしないでよ!?怒られるの俺なんだからな!?」

カノコ
「で、その凶暴な人格はいいとしてあのピンクライオンは?」

フィーネ
「ピンクライオン……ああ、アイツか」

フィーネ
「アタシがこうして自由に動いてる間は満足するまで引っぺがすことは出来ねぇんだよ」

たくっちスノー
「改めて面倒な二重人格だ………」

カノコ
「らしいよ月村っち」

月村
【上司の上司を来やすいあだ名で呼ばないように】

たくっちスノー
「いたのぉ!!?」

月村
【それで、たくっちスノーには通信機を掛けていたので事情は把握しました】

月村
【簡潔に言いますが貴方も20万ジーカ使って即刻破産してください】

たくっちスノー
「………逃走中としての活動を放棄し、安全を厳守します」

月村
【物分りが良くて助かります、では何事もないように】


フィーネ
「お前も王様の癖にペコペコすんなよ」

たくっちスノー
「王様と社会構図は関係ないんだよ………」

たくっちスノー
「さて、俺たちはゲームを守りたいんで時折邪魔させてもらう、あと安全も守りたい」

フィーネ
「どうする気だ?」


たくっちスノー
「俺のミッションに使う20万ジーカで」


たくっちスノー
「お前のバインドワッパーをよこせ」

フィーネ
「ほう」

カノコ
「バインドワッパー?」

たくっちスノー
「要は変身アイテムみたいなの」

フィーネ
「20万ジーカ=20万の金だろ?テメェもバインドワッパーがどんなに価値がある代物か分かってんだろ?てかもう持ってんだろ」

たくっちスノー
「20万ジーカもあればブライハイトに匹敵する機動兵器の1台や2台は買えるぞ」

フィーネ
「………ま、最悪プラークのを使えばいい、貰ってやるよその金」

たくっちスノー
「交渉成立、話が良くて助かるだろ?」

フィーネ
「あのクソペンギンよりはな」


41:25
たくっちスノー 確保扱いの脱落
残り8人

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