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逃走中のなりそこない【豪華2本立て】
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 73ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 MM○○中 逃走中 ゼンカイif編 
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*8*

介人
「えっ、なにこれ?」


「なるほど………貴様がゼンカイジャーか」

介人
「………トジテンド!」

たくっちスノー
「お前は一体何者だ!?」


「フフフ………知りたいか?ワシの名は……」




ボッコワウス
「ボッコワウス!トジテンド王朝を支配する大王である!!」



介人
「な………何っ!?」

ブルーン
「そ、そ、そ、そ、そんなまさか!!?」

アサル
「うわっ………」

たくっちスノー
「…………トップ自らお出ましですかい」


介人
「ボッコワウス……あれがそうなの!?」

ブルーン
「い、いえ!前に私が見た時はもっと、もっと……私達の何十倍も大きな姿をしていたはずです!」

ボッコワウス
「あの形態はパーツを代々合わせてきた事によるものじゃ……必要な部品のみ揃えればこれくらいにもなる!」


たくっちスノー
「で、何?部下があまりにも不甲斐ないんで直接来たわけ?」

ボッコワウス
「鋭いな、だがその威勢がどこまで続くか見せてやろう」




ボッコワウス
「はあああ!!」

ボッコワウスは右腕にエネルギーを貯めて……


ボッコワウス
「フンっ!!」

そこから突風を巻き起こす!!


カノコ
「どひぇーっ!!」

ブルーン
「ぬうう………そ、それは………」


たくっちスノー
「ウインド……オーラ………!!あの人の………」

ボッコワウス
「それだけではない!」


ボッコワウス
「ドリームエフェクト!ヒライシン!」


ボッコワウスが更に指を鳴らすと、地面から無数の避雷針が生えてきて雷が降り注ぐ!

たくっちスノー
「ぬううっ!!エフェクト……また知ってる奴の力だ!!」


たくっちスノー
「あの流れだと童話の力、バランス能力……武器の複製にライダーの変身能力、魔術まで……なんでも使える」

たくっちスノー
「ってことはやっぱり……」

ボッコワウス
「気付いていたか」

介人
「まさかそれって………!」


ボッコワウス
「ゼンカイジャーや貴様に協力する神とやらは、存在しているだけでワシの邪魔になるのでな」


ボッコワウス
「一足先に奴らの世界をトジルギアに閉じ込め、ワシの中に入れてやったのだ!!」

たくっちスノー
「あの人達を道具みたいに扱いやがって!!」

ボッコワウス
「有効活用していると言っておくのである!」

ボッコワウス
「奴らだけでは無い、貴様とは接点の無い奴やこれまで集めてきたトジルギアも全てワシの中にある!」


たくっちスノー
「ふーーーーーーん」



たくっちスノー
「じゃあアンタさえ死ねば全ての世界を取り戻せるんだ、単純になったな」

介人
「それもあるけど!キカイノイド達を苦しめたお前は絶対に許さない!」


たくっちスノー
「ミッションが始まるまでの小仕事だ!!ハンター、そいつを捕まえて自爆しろ!!」



たくっちスノーの指示と共にハンターが飛び出し、ボッコワウスに向かっていくが………


ボッコワウス
「そう簡単に捕まるワシと思うな!いでよ、クイズトピアの力!」

ボッコワウスは真ん中の穴からトジルギアを射出し、異空間ゲートに向かって発射する

そして………


クイズワルド
「これはなんだかいい感じでクイズ!」

たくっちスノー
「ワルドを作りやがった!」

クイズワルド
「ヒラメキシアター、解放!」

介人
「ウワーーッ!」



その瞬間であった


60:00

この時を持って



逃走中は




大きく変化した。



…………


クイズワルド
「土曜の7時はクイズが熱い!」

ボッコワウス
「これを見ればトジテンド王朝の全てがわかる!」


クイズワルド
「クイズ!ハチャメチャドキドキ トジテンSHOW!」


物理的に変化した



たくっちスノー
「……………」


介人
「………」



クイズワルド
「問題!私は誰でしょうクイズ!」

ブルーン
「簡単です、貴方はクイズワルドです!」

クイズワルド
「正解!この世界は私の力によって、頭がさえわたるクイズ番組へと変化させたでクイズ」


たくっちスノー
「…………」

たくっちスノー
「開始数分で番組乗っ取られたァァァァァ!!!」



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