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逃走中のなりそこない【豪華2本立て】
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 73ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON3 MM○○中 逃走中 ゼンカイif編 
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10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~

*7*

66:26

4分経過、未だトジテンド来ず。

たくっちスノー
「いやマジで来ないんだけど」

カノコ
「体調でも悪いのかな?」

大地
「キカイノイドって病気とかなるの?」

ブルーン
「なりますよ」

たくっちスノー
「ならこのまま病欠で終わって欲しいところだが……」

介人
「それよりミノタウロス一緒にやろうよ」

たくっちスノー
「おいおい気を付けろよ、伝説上のミノタウロスの迷宮を再現してるだけあって結構迷いやすいぞ?」

ブルーン
「むむっ、そういえばミノタウロスの迷宮とはどんな伝説が?」

たくっちスノー
「まず、ミノタウロスってのは牛の顔をした巨大な大男の怪物の事だ」

たくっちスノー
「いや、怪物って表現は違うな……ほぼ人だ」

たくっちスノー
「そいつはかなり危なっかしくてラビュリントス……迷宮とも言われる迷路に封印されたんだ」


たくっちスノー
「ラビュリントスは入ったら二度と出られない……ミノタウロスに狙われるか、迷って二度と帰れなくなるかで……な」

ブルーン
「な、なんて恐ろしい……」

介人
「でも迷路なら突破は出来るんだよね?」

チドリ
「可能です、ミノタウロス伝説には続きがあり………ラビュリントスに自ら生贄に志願したテセウスという男がミノタウロスを討ち、無事に帰還したと言われてます」

たくっちスノー
「だからこのメビウスの輪を完全攻略した知恵と力が備わった奴を『テセウス』って呼ぶんだぜ」

介人
「へー、俺もテセウスになりたいな」

ブルーン
「私もです!」

たくっちスノー
「おいおい、逃走中の途中ってことを忘れるなよ」

アサル
「貴方もですよ!?」


「ならば、ワシが貴様のゲームを破壊して、新たなゲームを用意してやろう!!」


と、その瞬間であった。


たくっちスノー
「!?なんだ今の声!?」

介人
「空から聞こえたよ!?」

………

レオン
「迷った!」

伊良波
「あっこばちん、なんか空から流れ星見えますヨ!」

小橋川
「え?まだ昼間なのに流れ星なんて」


小橋川
「マジじゃん!」


………


アロン
「ん?空から何か……!」


アロン
(人間じゃない生物の反応!)

………


イナ
「あの星、ウチの理論だとここに落ちてくんじゃん」

JJ
「まさかノーザ軍か!?ジリオンで……」

イナ
「やめときなって、ウチも試したから分かるけどあんな距離じゃ大した威力出ないよ」


…………


ずんだもん
「特殊召喚は4回までって言ったよね!?」

ゆ魔理沙
「二ビルじゃねぇよ!」


…………


ズドンッ!!


それは 落ちていた



そして

恐怖はここから始まる。

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