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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 209ページ)
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一方、飛電或人達は…………
メロディーリズム、響と奏のソロライブ、そしてファンによる投票も締め切り、いよいよ勝敗を決める時が来た…………
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
響
「…………!!」
奏
「…………」
垓
「唯阿、勝敗の結果を」
刃
「今回のライブの投票数を発表する」
或人
「…………!!」
垓
「…………」
刃
「音ノ小路響、合計…………23450票」
刃
「音ノ小路奏、合計………43150票」
刃
「よってこの勝負、飛電インテリジェンスの勝利です」
或人
「……………よし!」
垓
「ふむ………」
響
「負けた…………」
奏
「………」
マネ二郎
「お待ちください」
と、扉を開きヒューマギアが割って入る
垓
「何故ヒューマギアがここに?」
マネ二郎
「こんな物が投票箱に置いてありました、安全なものです」
マネ二郎はそれぞれ箱を置いていき、響が開くと
奏
「これ………ファンレター………?」
響
「まーちゃん、それぞれ読み上げて」
マネ二郎
「かしこまりました」
マネ二郎
【拝啓、メロディーリズムのお二人へ、わたしはかれこれ3ヶ月も前からファンをやっている者です】
マネ二郎
【今回ソロライブをやるということで、お金をかけて響ちゃんと奏ちゃんのライブ、両方のチケットを手に入れて鑑賞しました】
マネ二郎
【特に響ちゃんはいつも一生懸命で、負けん気で、努力を積み重ねてて、生きていく上での励みになっています】
マネ二郎
【単なるファンの私は、貴方に向けて応援のメッセージを送ることしか出来ませんが、無理しない程度にメロディーリズムとして輝いてる貴方を見ているだけで勇気が湧いてくるということを伝えたかったのです】
マネ二郎
【貴方の幸せを願って、ペンネーム、白の☆くん】
響
「…………!」
或人
「響さん、確かにこれまでいかなることでも貴方は奏さんに勝てなかったかもしれない」
或人
「でも、このライブ会場には」
或人
「貴方の目の前には」
或人
「精一杯やって負けた貴方を蔑ろにする存在なんて、どこにもいないんですよ」
響
「……………ははは」
響
「また1%で負けた、それでも」
響
「次やる時は、今度こそ私が99%勝つからね!奏!」
奏
「…………お姉ちゃんが、負けを認めた?」
不破
「ちょっと待ってもらおうか」ガチャリ
或人
「不破さん?」