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*14*
船の中は、ギャング達がたむろしていた
ティーに気付くと、ギャング達は揃って銃を向ける
ギャング
「まだ捕らえてない客がいたか!」
ティー
「いけないねぇ、ポケモンは子供が安心できる世界観じゃなくちゃいけないんだ、銃じゃなくてポケモンを出しな」
ギャング
「うるせぇ!」
ティー
「あっそう聞かないんだったらこっちにだって手段がある...ダイケンキ下がってて」
ティー
【ノーザンクロス・ティー!!】
ビキビキビキ!!
ギャング
「「「うわあああああ!!」」」
ティーは床に魔方陣を描き、氷柱を作りギャング達を圧縮し気絶させる
ティー
「偉大なるマガイモノの王なめんな!...よしダイケンキ、一緒にこいつらのポケット探れ、奴等の事だからburstハートは一個じゃないはずだ」
ダイケンキ
「ダイダイ!」
...
ティー
「ギャング8人で二個回収!ふふ、儲けものだ!」
ダイケンキ
「ダァーイ!」
ティー
「しっかしバカだねこいつらも、ハートはあるのにモンスターボールを持ってる奴は一人もいやしない...」
ティー
「イッシュ地方、思ってたよりやべーところになってそう...おっとそこの心配をしている暇は無いな!船客船客~!」
船室の扉を調べると、木の板などで固定されていた
ティー
「ダイケンキ、いあいぎりだ!」
ダイケンキ
「ダーイッ!!」
ダイケンキはアシガタナで木の板を扉ごと真っ二つにして、ティーが蹴っ飛ばす...すると、案の定船客が紐で縛られていた!
「だ、誰!?」
「俺達を助けに来たのか!?」
ティー
「あっ...大丈夫ですか!?」
「ああ...まさか帰りの船でシージャックされるとはね」
ティー
「今助けますよ...ダイケンキ、アシガタナを貸してくれ!」
....
「...ふぅ、ようやく楽になった」
「助かった...」
「ありがとうございます」
ティー
「いえいえ...ん?誰が足りないような...」
ティーはここであることに気付く、この部屋にハプウがいないのだ
ティー
「そうか思い出した!...あの、すいません!農家みたいな服を着た女の子を知りませんか?」
「きっとあのバンバドロのトレーナー...彼女はギャング達に最後まで抵抗していたけど、はたしてどうなったか...」
ティー
「くっ...別の部屋か!急ごうダイケンキ!」
ダイケンキ
「ダーイッ!!」
「待て!!」
室内の騒ぎを聞き付け、先ほどとは別のギャングが現れた
ティー
「くっ、もう来たか...やるぞダイケンキ!」
ダイケンキ
「ダイ!」
「...悪いけど僕も、やられっぱなしは恥ずかしいからね!」
「俺も!」
「私も!」
ギャング
「な、なんかやべぇぞ...!!」
ギャング
「怯むな!構えときゃビビる...」
「出てこい、ルガルガン!」
「頼むわ!ルガルガン!」
「それじゃ俺も、ルガルガン!」
船客達は次々とポケモンを出してギャングに迫る
ティー
「はえー、ここはルガルガン愛好会か何かかな?」
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ルガルガン(まひるのすがた) オオカミポケモン
タイプ:岩
タテガミの 岩は ナイフより 鋭い 切れ味。 欠けた 破片は お守り として 大切に される。
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トレーナー達から出されたルガルガンの群れはギャングに向かって威嚇する
ギャング
「...ッ! 」
ティー
「あれ?ポケモンにはポケモンで返すのがトレーナーの常識でしょ?」
ギャング
「....ッ!!」
「ルガルガン、ストーンエッジだ!!」
ルガルガン
「「「ルガァァァァァ!!!」」」
ギャング
「「逃げろおおおおお!!」」
ティー
「はん!ポケモントレーナーになってから出直してきな!作品間違えてるよ!」
ダイケンキ
「ダァイ!」
ティー
「分かっている...ハプウを探すぞ!」