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ポケットモンスタートライ(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 107ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ポケモン Reburst 
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*14*

船の中は、ギャング達がたむろしていた

ティーに気付くと、ギャング達は揃って銃を向ける

ギャング
「まだ捕らえてない客がいたか!」

ティー
「いけないねぇ、ポケモンは子供が安心できる世界観じゃなくちゃいけないんだ、銃じゃなくてポケモンを出しな」

ギャング
「うるせぇ!」

ティー
「あっそう聞かないんだったらこっちにだって手段がある...ダイケンキ下がってて」


ティー
【ノーザンクロス・ティー!!】

ビキビキビキ!!

ギャング
「「「うわあああああ!!」」」

ティーは床に魔方陣を描き、氷柱を作りギャング達を圧縮し気絶させる

ティー
「偉大なるマガイモノの王なめんな!...よしダイケンキ、一緒にこいつらのポケット探れ、奴等の事だからburstハートは一個じゃないはずだ」

ダイケンキ
「ダイダイ!」

...
ティー
「ギャング8人で二個回収!ふふ、儲けものだ!」

ダイケンキ
「ダァーイ!」

ティー
「しっかしバカだねこいつらも、ハートはあるのにモンスターボールを持ってる奴は一人もいやしない...」

ティー
「イッシュ地方、思ってたよりやべーところになってそう...おっとそこの心配をしている暇は無いな!船客船客~!」

船室の扉を調べると、木の板などで固定されていた

ティー
「ダイケンキ、いあいぎりだ!」

ダイケンキ
「ダーイッ!!」

ダイケンキはアシガタナで木の板を扉ごと真っ二つにして、ティーが蹴っ飛ばす...すると、案の定船客が紐で縛られていた!

「だ、誰!?」

「俺達を助けに来たのか!?」

ティー
「あっ...大丈夫ですか!?」

「ああ...まさか帰りの船でシージャックされるとはね」

ティー
「今助けますよ...ダイケンキ、アシガタナを貸してくれ!」

....

「...ふぅ、ようやく楽になった」

「助かった...」

「ありがとうございます」

ティー
「いえいえ...ん?誰が足りないような...」

ティーはここであることに気付く、この部屋にハプウがいないのだ

ティー
「そうか思い出した!...あの、すいません!農家みたいな服を着た女の子を知りませんか?」

「きっとあのバンバドロのトレーナー...彼女はギャング達に最後まで抵抗していたけど、はたしてどうなったか...」

ティー
「くっ...別の部屋か!急ごうダイケンキ!」

ダイケンキ
「ダーイッ!!」

「待て!!」

室内の騒ぎを聞き付け、先ほどとは別のギャングが現れた

ティー
「くっ、もう来たか...やるぞダイケンキ!」

ダイケンキ
「ダイ!」

「...悪いけど僕も、やられっぱなしは恥ずかしいからね!」

「俺も!」

「私も!」

ギャング
「な、なんかやべぇぞ...!!」

ギャング
「怯むな!構えときゃビビる...」

「出てこい、ルガルガン!」

「頼むわ!ルガルガン!」

「それじゃ俺も、ルガルガン!」

船客達は次々とポケモンを出してギャングに迫る

ティー
「はえー、ここはルガルガン愛好会か何かかな?」

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ルガルガン(まひるのすがた) オオカミポケモン
タイプ:岩
タテガミの 岩は ナイフより 鋭い 切れ味。 欠けた 破片は お守り として 大切に される。
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トレーナー達から出されたルガルガンの群れはギャングに向かって威嚇する

ギャング
「...ッ! 」

ティー
「あれ?ポケモンにはポケモンで返すのがトレーナーの常識でしょ?」

ギャング
「....ッ!!」

「ルガルガン、ストーンエッジだ!!」

ルガルガン
「「「ルガァァァァァ!!!」」」

ギャング
「「逃げろおおおおお!!」」

ティー
「はん!ポケモントレーナーになってから出直してきな!作品間違えてるよ!」

ダイケンキ
「ダァイ!」

ティー
「分かっている...ハプウを探すぞ!」

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