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*29*
リリィタウンに到着したティーは、早速街の人にしまキングについて訪ねていた
ティー
「あのー、この島巡りの証を貰うためにしまキングに会いに来たのですが」
「ああ、ハラさんでしたらあそこですよ」
ヒカル
「ハラっていう人なんだ」
ティー
「ありがとうございます...」
通行人に道案内されて、ティーたちはハラの所へ向かっていく...
...
ハラ
「アローラ!メレメレ島へようこそ来てくださいました、しまキングのハラですぞ」
ティー
「自分はティーです、イッシュ地方からやってきました」
ヒカル
「僕はホウエンから...」
ハラ
「遠いところからわざわざ...ここに来たということは、島巡りにですな?」
ティー
「はい!自分だけじゃなくて六人なんですが...大丈夫です?」
ヒカル
「だから僕は...」
ハラ
「六人...ふむ、困りましたな」
ハプウ
「何か問題でも?」
ハラ
「今、証が足りなくて...三個だけしか用意できないのですぞ」
ハプウ
「ふむ...それは確かに困るな」
ミルラ
「どうします?」
ルルミー
「誰か三人が諦めるしかないでしょうか...」
ヒカル
「僕はいいってば...」
ティー
「...ルイージ氏、自分はいい案を思い付いた」
ルイージ
「なんです?」
ティー
「せっかく六人いるんだから、3人に分かれて相棒を繰り出して3対3で...」
ルイージ
「トリプルバトルか!」
ハプウ
「やはりこういうものを決めるときはポケモンバトルに限るな」
ハラ
「どうやら話がまとまったみたいですな、バトル場を開けておくので集合するように...」
ティー
「で、誰と組む?」
ハプウ
「わしはそこの緑帽と組む」
ルイージ
「え、僕?」
ティー
「じゃあ自分はルルミー氏と!」
ルルミー
「分かりました、よろしくお願いします」
ヒカル
「僕は...もう、ティーさんでいいかな」
ミルラ
「え、えええ!?」
...こうして、島巡りの証を手に入れる為のトリプルバトルが始まる!
ルルミー ルイージ
ティー VS ハプウ
ヒカル ミルラ
...
ハラ
「勝負は私が『そこまで!』と言うか、どちらかのチームのポケモンが全て戦闘不能になるまでですぞ!」
ハラ
「勝ち負けではなく、私から見て素質の感じた三名に証を託しますぞ!」
ティー
「へっへっへ...前みたいにいかないぞ?しまクイーンのタマゴ!」
ハプウ
「互いにゼンリョクで行くぞ!」
ヒカル
「おいで、ライボルト」
ティー
「レッツゴー!ダイケンキ!」
ルルミー
「頼みますよ、ミミッキュ」
ハプウ
「さぁ行くぞ、バンバドロ!」
ミルラ
「えっと...お願い!チルタリス!」
ルイージ
「行くぞ、リザードン!」
バンバドロ
「バッ!!」
ダイケンキ
「ダイッ!!」
ライボルト
「ライライ」
リザードン
「リザァ!!」
ミミッキュ
「ッキュ!」
チルタリス
「チルチル!」
ティー
「おーすっげぇ...ちょっとタンマ!図鑑登録させて!」
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リザードン かえんポケモン
タイプ:炎/飛行
苦しい 戦いを 経験した リザードンほど 炎の 温度が 高くなると 言われている。
チルタリス ハミングポケモン
タイプ:飛行/竜(ドラゴン)
晴れた日 綿雲に まぎれながら 大空を 自由に 飛びまわり 美しい ソプラノで 歌う。
ライボルト ほうでんポケモン
タイプ:雷
電気で 筋肉を 刺激するので 素早く 動ける。 筋肉痛も 電気で ほぐすので すぐ 治る。
ミミッキュ ばけのかわポケモン
タイプ:幽霊(ゴースト)/妖(フェアリー)
風が 舞って 偶然 中身を 見てしまった トレーナーは その日の 晩に 苦しみ もがいて 死んだ。
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ハラ
「はじめっ!!」