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ポケットモンスタートライ(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 107ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 ポケモン Reburst 
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*4*

ヒカル
「burstハート?」

ティー
「ああ、とある地方で見つけたんだ、綺麗だろ?」

ハプウ
「...博士に見せるためにわざわざここに来る辺り、普通の宝石では無いな」

ティー
「鋭いね...この宝石には不思議な力があるんだけど、まだ詳しくは分からないんだ」

ティー
「でもさ、こういうのを調べるのって自分のような探検家じゃなくて研究員でしょ?だから船で近いアローラへと向かったって訳」

ヒカル
「なるほど...」

ハプウ
「発見された島には研究員はいなかったのか?」

ティー
「いなかったなぁ...皆この宝石を持っているのにこれに関して調べる人は一人も」

ハプウ
「変わった地方じゃのぉ...」

ティー
「だよなぁ...」

ハプウ
「して、そいつは?」

ティー
「この子はヒカル...なんでも自分探しの旅に出ているんだってさ」

ハプウ
「...この年でか?」

ヒカル
「やっぱりおかしいことかな?」

ハプウ
「自分探しか...まぁ、わしもある意味似たような事を始めようとしてたんじゃが」

ヒカル
「今時子供が旅をするなんて珍しいことでもないですよ?」

ティー
「ええええ~~?やっぱ不安だなぁ...そりゃ、ポケモンもいるとはいえ」

ヒカル
「ティーさん、なんだかお母さんみたいだね」

ティー
「そーかなぁ...君どこから来たの?」

ヒカル
「ホウエンです...ホウエンのポケモンも持ってるんですよ」

ティー
「おー!ホウエンかいいなぁー!自分はホウエンのポケモンが一番好きなんだ」

ヒカル
「ティーさんのポケモンも見たいです...何を持っているのかこの目で知りたい」

ティー
「合意と見てよろしいですね?」

ヒカル
「え?」

ハプウ
「ポケモンバトルをしたいって事じゃろ」

ヒカル
「あっ、なるほど...もちろんいいですよ」

ハプウ
「...船を待つまでの暇潰しにはなる、か」

...

ティー
「今回はちょっとした暇潰しだから、勝負は1対1だ!手加減無用で行くからな!」

ヒカル
「はい、よろしくお願いします」

ティー
「レッツゴー!ダイケンキ!」

ダイケンキ かんろくポケモン
タイプ:水
敵が 瞬きする あいだに 前足に ついた アシガタナで 相手を 切りつけ 元に戻せる

ノクタス カカシくさポケモン
タイプ:草/悪
さばくの たびびとの うしろを しゅうだんで つきまとい つかれて うごけなく なるのを まつのだ。

ヒカル
「お願い...ノクタス」

ノクタス
「ノォォォクタッ!」

ダイケンキ
「ダァイケンッ!」

ティー
「やっべ草タイプだ」

ヒカル
「向こうも強そうだなぁ...」

ティー
「...よし、じゃあ行くぞ!ダイケンキ、メガホーン!!」

ダイケンキ
「ダァイケンッ!」

ヒカル
「危ない、かわして」

ノクタス
「ノクタッ!!」

ダイケンキがメガホーンで角を向けてくるが、それをノクタスが上手くかわす

ティー
「ハイドロポンプだ!」

ヒカル
「あれもかわして」

ダイケンキ
「デヤァァァァァ!!」

ノクタス
「ホァァァァァ!!」

ダイケンキのハイドロポンプをノクタスは素早くかわす

ティー
(速い...それもただ強いだけのポケモンじゃない、戦い慣れてやがる...)

ティー
「ダイケンキ気を付けろ!あいつただものじゃないかもしれんぞ!」

ダイケンキ
「ダイッ!!」

ヒカル
「こ、今度はこちらから...ノクタス、エナジーボール」

ノクタス
「ノォォォクタッ!!」

ティー
「アシガタナでガードだ!!」

ダイケンキ
「ダイッ!!」

ノクタスのエナジーボールを刀のように鋭い貝で防ぐが...相性の悪さも重なって後退りする!

ティー
「早さだけじゃなく攻撃も...相性的にも長期戦は不利だ!一気に決めるぞ!いあいぎり!!」

ダイケンキ
「ハァァァァッ....!!」

ティー
「森羅万象・天下御免、天上天下・唯我独尊....一閃!!」

ダイケンキ
「ダァァァァァ!!!」

ダイケンキはアシガタナを構え...高速でノクタスに迫ってくる!!

ヒカル
「な、なんかすごそう...どうにかかわしてよ」

ノクタス
「ノクタッ!!」

ティー
「いあいぎりは一発だけじゃない!!当たるまで当てにいけ!!」

ダイケンキ
「ダァァァァァ!!!」

ハプウ
「む、むちゃくちゃじゃなあいつ...」

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