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*6*
それぞれの目的のため、旅の準備を始めているヒカル達。
しかし、敵の魔の手は刻一刻と迫っていることを、まだ知らない
【第二話】
【本能覚醒野獣解放 獣鎧(バースト)戦士降臨】
あれから数日が経った
ティー
「ヒカル!ポケモンバトルしようぜ!!」
ヒカル
「今日もですか?」
ティー
「だってぇ、暇なんだもん!船が来るのあと何日よ!?」
ハプウ
「昼頃には付くじゃろ、忘れ物とか無いようにするんだぞ」
ヒカル
「はい」
ティー
「でもまぁ!一戦くらいはやれるでしょ!?」
ヒカル
「今日はそんな気分じゃないです」
ティー
「えええー?なんでだよ?」
ハプウ
「...なぁティーよ、そんなにバトルしたいのなら今回はわしと戦ってくれんか?」
ティー
「え、ハプウと?」
ハプウ
「わしも...こいつがどこまで出来るかを試してみたいんじゃ」
ハプウはズボンのポケットからモンスターボールを1つ取り出す
ハプウ
「修行のために一匹捕まえておいてな」
ティー
「なるほど...じゃあ自分も一番幼い奴を用意しよう!」
ヒカル
「その言い方ってティーさんのポケモンって、皆タマゴから育てたの?」
ティー
「おう!念入りに育てたいからな!」
...
ヒカル
「えーと、勝負は一対一、どちらかが戦闘不能になった時点で負けだからね...」
ハプウ
「手加減はいらん、ゼンリョクでかかってこい!」
ティー
「よっし!!」
ハプウ
「頼むぞ、スナバァ!」
ティー
「レッツゴー!ヒトモシ!」
スナバァ
「スナーバッ!」
ヒトモシ
「モッシ!」
ティー
「やっべ...地面タイプか!?」
ティーは服の隙間からマジックハンドを取りだし、ポケモン図鑑を開く
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スナバァ すなやまポケモン
タイプ 幽霊(ゴースト)/地面
砂遊びで 作った 砂山は 帰るとき 壊さないと 魂が 宿り スナバァに なるかもしれない。
ヒトモシ ろうそくポケモン
タイプ 炎/幽霊(ゴースト)
普段 炎は 消えているが 人や ポケモンの 生命力を 吸いとると 炎は きらめく。
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ティー
「し、しかもゴーストタイプ!?こっちめちゃくちゃ不利じゃん!」
ヒカル
「一対一だから交代は無理だよ」
ティー
「ぐぬぬぬ...」