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*85*
キュレムバーストはブルーマの体を使い、塔から高らかに宣言する
キュレムバースト
「聞け!この世界に住むポケモン達よ!」
ウルガモスバースト
「我等を封じ込めたB戦士は絶滅した!!」
キュレムバースト
「しかし、これは終わりではない!始まりだ!!」
ウルガモスバースト
「我々の他に封じ込められた悲しきポケモン達が沢山いる!」
キュレムバースト
「立ち上がれ!この世界の進化したポケモン達よ!逆襲だ!」
ウルガモスバースト
「今宵より我等はポケモンでありニンゲンでもある存在、『バースト人』となるのだ!!」
この声に答えるかのようにポケモン達は雄叫びをあげる
ティー
「えっ、なにこれ」
キュレムバースト
「どうせお前達は全てが終わったらこのポケモン達を消すのだろう」
ウルガモスバースト
「ただ氷を溶かしても、二年の月日で適応したポケモンが急に環境を変えられたら今度こそ絶滅しかねないからな」
ティー
「うっ...確かに」
ミルラ
「それならどうするんですか?」
キリマ
「burstハートと大半のポケモンはギャングが飼育しています、そこから別世界へと」
システマー
【...そしてバースト人を増やしていくと】
キリマ
「はい」
アルセウス
「まさかアルセウスを作ろうとして、ポケモン人間が作れてしまうなんてな」
キュレムバースト
「アルセウス...もう二度とこんな計画を考えるな」
ウルガモスバースト
「もし、またB戦士が生まれ、またポケモンが驚異に曝されたら...アルカデスに代わり、バースト人が貴様を殺す」
アルセウス
「まあいい、対象がアルカデスじゃなくなっただけだ」
キュレムバースト
「後始末は任せたぞ」
ウルガモスバースト
「ああ、そこのティーとかいう男...お前も加害者のような物だからな」
ティー
「すいませんでした...」
キュレムバースト
「これでめでたしめでたしだ、さぁB戦士どもを皆殺しにしてやろう」
ティー
「時空だけは乱すなよ?」
ハプウ
「よく分からんが...ようやく終わったのか?」
ウルガモスバースト
「あっ、待て...1つだけ」
キュレムバースト
「どうした?同胞。」
ウルガモスバースト
「この世界のニンゲン達よ、お前達はポケモンと接して、共存して...共に歩んでくれた」
キュレムバースト
「この世界には俺たちバースト人は必要ないだろう...ポケモンと共に進化してくれて感謝しよう」
ルイージ
「あ、ああ...」
ウルガモスバースト
「それで、そんな俺たちのワガママを1つ聞いてくれないでしょうか」
システマー
【私からもお願いします】
キリマ
「私からも 」
アルセウス
「.....」
ティー
「...どうぞ」
ウルガモスバースト
「我々とポケモンバトルをしてほしい!!」
【第十二話 END】
次回最終回