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*97*
ティー
「いやー!まさかあそこでカノン撃たれるとは思わなかったよ!」
研究員
「ハイドロカノンは使えるものが限られますからね」
ハプウ
「...しかし、指を振るだけで様々な技に変わるというのも不思議な話じゃなぁ」
研究員
「はい、博士によりますと指を振って脳を刺激し様々な技を繰り出しているという結論になりましたが...」
ティー
「何にせよ、指を振るだけで技を使えるなんて凄いよなぁ」
ヒカル
「ノクタスは指を振っても技を使えないよ」
ティー
「ゆびをふるを使えるのもごくごくわずかだからなぁ...」
ティー
「脳が活性化され技を出されるなら、そこを上手く研究すれば好きな技を自在に使えるポケモンが現れる可能性も...」
ヒカル
「あるの?」
研究員
「あるといいですねぇ...では、続けましょう」
ティー
「じゃあ、次はハプウがやってみろよ」
ハプウ
「うむ、行くぞバンバドロ」
バンバドロ
「バンバ」
研究員
「ピッピ、ゆびをふるです」
ピッピ
「ピッピ」クイクイ
ハプウ
「さぁ、今度は何が来る...!?」
ティー
「.....!!」
ヒカル
「...」
ハプウ
「...何も起きないな」
ティー
「そんなこともあるのかな?」
研究員
「ピッピ、もう一度ゆびをふるです」
ピッピ
「ピィ!」
...
ティー
「やっぱり何も起きない」
研究員
「おかしいですねぇ...なにもしていないのに」
ハプウ
「他の技を出してみるのは?」
研究員
「それもそうですね...ピッピ、かみなりパンチ!」
ピッピ
「ピィ!」バチバチ
バンバドロ
「ドロ...」
研究員
「もう一度ゆびをふる!」
ピッピ
「.....」シーン
ハプウ
「技が使えなくなったわけではないか...」
ヒカル
「ポケモンセンターで診てもらったら?」
ティー
「念のためククイ博士に連絡してみるよ」
研究員
「は、はい...どうしたんだ私のピッピ...」
ピッピ
「...」ニヤリ
ダイケンキ
「...!」
ハプウ
「あんなこともあるんじゃな」
ティー
「ああ...覚えたばかりで慣れない技を失敗するのはよく聞くが、さっきまで使ってた技を使えなくなるなんて...」
ヒカル
「不思議だねぇ」
ティー
「不思議なんてもんじゃないよ!」
ダイケンキ
「.....」