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スマブラ戦記SPECIAL 暗黒の使者(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 128ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 スマブラ戦記シリーズ 亜空の使者 
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タブー
「ここで君達が合わさり、複数の世界も引き離すことが出来た」

タブー
「設定を取り込む準備は出来ている」

そう言うとタブーは蝶のような羽を広げ、大きく扇ぐ

デデデ
「まずい、あの波動は!!」

Sonic.exe
「その手は食うかっ!!」

タブーは羽から波動のようなものを放つが、exeは地面を殴り衝撃波を出し相殺する

タブー
「流石彼のボディーガード、この力をよく分かっていたか」

Sonic.exe
「ティーも似たようなものを持っていたからな」

タブー
「なるほど、私は『OFF波動』と呼んでいたが、彼に言わせれば『拒絶する力』に近いものか」

ルイージ
「マガイモノはキャラクターに敵わないとされているが、失敗作という例外だから前は僕らでもやられたんだ...」

タブー
「でも次はないよ、世界を取り込んでフルパワーでやってやるからね」

Sonic.exe
「くっ...」

たくっちスノー
「...えっと、兄さんでいいのか?」

タブー
「どうしたんだい弟、まだ聞きたいことでも?」

たくっちスノー
「ああ...目的は分かったし、どんな存在なのかも分かった、でも...」

タブー
「でも?」

たくっちスノー
「まだ分からないんです、何故こんなことをするのか」

たくっちスノー
「だって、この時空の父さん...黒影は既に死んでるんですよ?」

たくっちスノー
「さっきまで居た別時空の父さんだってRTPは決行していない、復讐だったら...」

タブー
「確かにこの時空のシャドー・メイドウィン・黒影は死んだ」

タブー
「完全体となって彼に復讐するのも計画にはあった...しかし私の計画はそれだけで終わるものではない」

たくっちスノー
「..何?」

タブー
「そこでだ弟よ、私と一緒に来い」

タブー
「兄弟仲良く、RTPにも負けないほどの壮大な計画を成し遂げようじゃないか」

タブー
「君は今でも黒影の呪縛に囚われている、彼の代わりを必死に求めて、自信が追い求めていた理想に拘り、抜け出せずにいる」

タブー
「もうあんな男の事なんて気にしなくていいんだ」

たくっちスノー
「うーん.....貴方の言うことも確かだ」

たくっちスノー
「なんだかんだで、本性表す前の父さんとも仲良くやってたから...どれだけ重要な存在なのかってのは、自分がよくわかってる」

たくっちスノー
「でもごめんね、父さんとか関係なしにこの仕事好きなんだ」

たくっちスノー
「それにさ...これ終わったらexeを冒険に連れ出す約束してて忙しいんだ」

Sonic.exe
「ティー...」

タブー
「そうか...それは、残念だよ」

タブー
「君の大事な仲間を死なせることになる」

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