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*107*
ピッフィー
「そのリメ..ってなんやねん」
七夜
「ウチの時空の局長...まぁ、パラレルワールドみてーなのが考え付いた一大プロジェクトだよ」
Sonic.exe
「大雑把に言えば、失った恋人をマガイモノとして生き返らせる計画だ」
タブー
「そう...しかし、マガイモノと違い1から作る計画だ、うまくいくこともない」
タブー
「数多くの失敗作が生まれていった...そこにいるたくっちスノーだってその一人だ」
たくっちスノー
「.....」
ピッフィー
「なるほどなぁ、大体理解できたわ」
デデデ
「要するにお前はそのプロジェクトの失敗作だったと」
彩月
「でも、なんでそれが世界を奪うことに繋がるの?」
タブー
「失敗作は皆充分なほどの設定を得ることは出来なかった、完成段階で捨てられることはあまりなかった」
Sonic.exe
「ティーも最初は黒いドロドロの液体でしかなかったからな...」
タブー
「私も今は肉体を形成するのが精一杯さ」
タブー
「それでたくっちスノー、君はその体を得る為にどんな行動を取った?」
たくっちスノー
「...アニメやゲームを、ぶっ通しで見て、記憶した」
たくっちスノー
「その結果、化けることぐらいは出来るようになった」
タブー
「そう、我々が力と体を得るにはどうしても膨大な数の設定を必要とする」
タブー
「だから私は集める必要があった、限られた力でリアルワールドの分身、マスターハンドや孤島のロボット達を手駒にし亜空軍を結成した」
ルイージ
「それで僕たちをフィギュアに戻していたのか...」
タブー
「だが、キャラクターだけではまだまだ足りないんだ」
タブー
「たくっちスノーがアニメやゲームを何百本も見るくらいなんだ、もっと膨大な、全てを丸ごと包み込むような設定が...」
アルマ
「それって、まさか...」
タブー
「そう、世界だよ」
タブー
「亜空間爆弾を開発して世界を切り離すことで、世界全ての設定を私に取り込ませる事を考え付いた」
たくっちスノー
「それが亜空の使者と、今回の事件の全貌...!!」
七夜
「まさかこんな壮大だったとは思わんかったがな...」
タブー
「たくっちスノー、私は立場的にもやってきた事的にも...君の兄に近いようなものだと感じているんだよ」
たくっちスノー
「...そうかもしれないな」