完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

スマブラ戦記SPECIAL 暗黒の使者(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 128ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 スマブラ戦記シリーズ 亜空の使者 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~

*106*

exe達は穴の奥へと進んでいく

Sonic.exe
「この先にタブーとやらがいるのか」

ルイージ
「うん、前に通ってきたから間違いない」

デデデ
「まさか、ここをまた通るはめになるとは思わんかったデ」

ナチュレ
「わらわとか初めてな奴も居るけどな...」

たくっちスノー
「...にしても、奴はどうして父さんを...」

ソニック
「ああ...それにさ、そのタブーって奴がどうして世界を奪っていったのかも分からないままなんだったか?」

デデデ
「その通りだデ」

ピッフィー
「なんか分かるとええけどなぁ」

...

Sonic.exe
「ここか...」

「遂に来たね、人間とキャラクター達」

exe達が広いところへと到着すると、真上には電子状で出来た人のような物体が浮かんでいた

Sonic.exe
「こいつがタブーか...」

デデデ
「お前...喋れたのか」

タブー
「前は会話をする為の機能すら得られなかったが、今回はある程度ね」

Sonic.exe
「ティーと繋げる、いいか?」

タブー
「構わないさ、私としても彼と話がしたい」

たくっちスノー
「...貴方がこの騒動の元凶か」

タブー
「ごきげんよう、時空監理局...」

たくっちスノー
「聞かせてほしい、何故こんなことをした?」

タブー
「聞いて何になるんだい?」

たくっちスノー
「場合によっては処罰の内容が変わる」

タブー
「なるほど、では答えておこう」


タブー
「理由は単純だ...たくっちスノー、君にとっても覚えがあるだろう?」

タブー
「設定が欲しかったからだ」

たくっちスノー
「なんだって!?」

ピッフィー
「設定?」

メイドウィン
「あー、キャラクター達や世界の記憶やらなんやらのことを設定っていうんだよ」

メイドウィン
「マガイモノは主に他者の設定を必要とするんだ」

四柳
「つまり、こいつはマガイモノ...?」

タブー
「私は単なるマガイモノではない..いや、まだマガイモノとは言い切れない状態にある」

ルイージ
「どういうこと...?」

タブー
「たくっちスノー、君は薄々気が付いているだろう?マガイモノであってマガイモノじゃない」

たくっちスノー
「...ああ」

たくっちスノー
「父さんを狙った理由も...ソレなんだろ?」

タブー
「もちろん」

Sonic.exe
「...ティー、それは前に話していたと言う」

彩月
「えっ...何?」

タブー
「私の計画を説明する前に、前提としてリメンバー・ツルギ・プロジェクトというものについて説明しておこう」

105 < 106 > 107