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スマブラ戦記SPECIAL 暗黒の使者(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 128ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 スマブラ戦記シリーズ 亜空の使者 
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*28*

シェイキングの船から放たれる大砲の弾を、ワリオ船はどうにか避ける

シェイキング
「ワリオ~ッ!!俺様の『デルデルのサイフ』を返せっ!!」

ワリオ
「バカ!あれはもう俺様の物なんだよ!」

たくっちスノー
「いや、そもそもあれは君らのじゃ...」

ピッフィー
「なんやねん、そのダラダラのサイフって」

ルイージ
「デルデルだよ...嫌だよそんな汗臭そうなサイフ」

Sonic.exe
「振れば振るほどお金が出るという秘宝だ」

ピッフィー
「ファッ!?なんやそれスゴいな!」

シェイキング
「それは俺様の物だ!金塊、古代品、宝石類!皆まとめて俺様がいただく!」

ワリオ
「お前の地図のお宝はほとんど俺様が見つけてやった!ありがたく使わせてもらうぞ!」

シェイキング
「ぐぬぬぬぬ貴様ぁ...!!」

ルイージ
「なんというか....」

アルマ
「どっちもどっち...」

Sonic.exe
「こいつ本当に味方かよ...」

たくっちスノー
「亜空の使者では敵だったよ」

ワリオ
「その話はするな~!!おいシェイキング、卑怯だぞ~!」

シェイキング
「グハハハ!海賊に卑怯は誉め言葉よワリオ!!」

ワリオ
「くっそ~!!」

Sonic.exe
「船のスペック的にこのままでは追い付かれるな」

ピッフィー
「えっ!?どないすんねん!!」

たくっちスノー
「いちかばちか...時空の渦を広げてみるよ!!」

サフィーナ
「なっ...出来るのか!?」

たくっちスノー
「ああ、いちかばちかになるけど...exe!ちょっと無茶するよ!」

Sonic.exe
「その分をドルで振り込んでおけ!!」

たくっちスノー
「分かった...開け!パンドラの門!!」

たくっちスノーは機械を操作し、ワリオ船の目の前に大きな時空の渦を形成する


ワリオ
「なんじゃこりゃ~!?」

たくっちスノー
「あれに飛び込んで!!」

ピッフィー
「大丈夫なんか!?」

たくっちスノー
「任天堂世界のどこかには行けるから!!」

ルイージ
「ワリオ!」

ワリオ
「ち、ちくしょ~!!どうにでもなりやがれ!!」

七夜
「うおおおおおお!?」

ワリオの船は時空の渦へと入っていき...そして、海にはシェイキングの船だけが残った


シェイキング
「逃げられた...おのれ!ワリオの奴め!」


シェイキング
「秘密兵器を用意しろーッ!!」

episode3 END

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