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*36*
四柳
「スクリューブレイカー!!」
四柳は右腕をドリルに変え、そのまま突っ込むが、コンフーコングは激突する前に別の木へと移る
四柳
「ちっ...サイル、お前の超能力を借りるぞ」
サイル
「はい?」
四柳
「mother!!」
四柳の真上から赤いキャップが落ちてくる
サイル
「それは?」
四柳
「サイキックを用いて戦うRPGゲームだ、これでお前の超能力と一緒に叩き込む!」
サイル
「なるほど、森を吹き飛ばすことになりますがいいですか?」
四柳
「なら本気は出すな、三分の一くらいでいい」
サイル
「作用ですか、三分の1くらい出しますね」
コンフー
「?」
四柳
「PKフラッシュ」
...
ドーンッ!!
その頃、ドンキーは木の上から遠くのジャングルが爆発する光景を見ていた
ドンキー
「えっ.....なにあれ」
ドンキー
「急いだ方がいいか」
...
しばらくして、グチャグチャになったジャングルだった所を四柳達は歩いていた
四柳
「三分の一でいいと言ったはずだが」
サイル
「手は抜きました」
四柳
「俺も抜いた、しかしジャングルが全焼だ」
サイル
「影も形もありません」
四柳
「つまりアレか、俺たち二人が手を抜いてもこれほどということか、腐ってもラスボスなのか俺は」
サイル
「次から10分の1にしてみたらどうでしょう」
四柳
「皆にはナイショでそうしておこう」
サイル
「はい、ところでジャングルはどうしましょう」
四柳
「ゲームならどうにでも復活方法はあるだろ」
サイル
「そうですね、気にしないようにしましょう」
四柳
「ああ」
たくっちスノー
「四柳さん、闇の反応が消えましたがどうにかなりましたか?」
四柳
「ああ、まぁどうにかなったかといえばどうにかなった」
たくっちスノー
「ありがとうございます...一体何が居たんだい」
サイル
「四柳さんによりますとコンフーコングとやらが」
たくっちスノー
「あー、ジャングルビートの...となると、他の王者やファイナルコングとかも居そうだな」
サイル
「どうします?」
たくっちスノー
「分かった、時空の渦を開けていくから別ルートを跨ぎながらexe達と合流してくれ」
四柳
「了解だ」
目の前に時空の渦が形成されていき、四柳達はその中へと入っていく...
...
ドンキー
「ん?なんだこの穴?」
一方、ドンキーも時空のブレから形成された自然な渦へと足を踏み入れていった...
...
たくっちスノー
「ふぅ...」
たくっちスノーが任天堂世界を調べていると、監理局の受話器が鳴る
たくっちスノー
「あれ、知らない電話番号だ...もしもし?」
「よう、たくっちスノー!元気にしてるか?」
たくっちスノー
「と、父さ...黒影局長!?」
【episode4 END】