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*51*
たくっちスノーは説明する
リアルワールドのこと、メイドウィンのこと、任天堂世界と戦士の事、現在の状況...
リリオ
「.....」
たくっちスノー
「急にこの世界に送られてこんなことを言われても思考が追い付かないとは思いますが...全部事実です」
リリオ
「すべて?」
たくっちスノー
「はい、なにもかも全部」
リリオ
「転移魔法は96%の確率で上手くいくはずだったのに...」
たくっちスノー
「うちの業界では90%近くは一番信頼出来ない数値とされています」
リリオ
「そうなのか!?」
彩月
「その上3%とかは当ててくるよ」
たくっちスノー
「スパロボやってると確率とか信じられなくなるよなぁ...」
リリオ
「...とりあえず状況は分かった、貴方がネムの世界の神ということも」
たくっちスノー
「いえ...音牟に関しては自分もよく分からないんですよ、あの、彼女とはどういった関係で?」
リリオ
「そうですね...一言で言えば厄介者ですよ」
たくっちスノー
「やっぱりですか...」
彩月
「やっぱりって何?」
たくっちスノー
「いや、悪い意味ではなくてね...」
音牟
「でもまさか、またおねむと一緒になるなんてね~」
リリオ
「お前が一緒だと面倒なんだ...0%と100%が乱立するんだよ...」
彩月
「ねむ姉とクトゥルフすると30分で3回ファンブルとクリティカルが出るんだよ」
たくっちスノー
「なにそれこわい」
音牟
「ね~いいじゃん組もうよ~、どのみち終わらせないと帰れないんだからさ~」
リリオ
「お前という奴は...」
彩月
「.....この人、何なの?」
音牟
「えーとねぇ、魔法使いだよ魔法使い」
彩月
「なんで魔法使いの知り合いがいるの?」
音牟
「いいじゃん別に~」
リリオ
「その子は何だ?」
音牟
「あー、訳あって一緒に過ごしてるんだ」
彩月
「ねむ姉に馴れ馴れしくしないで」
リリオ
「馴れ馴れしい関係ではない」
音牟
「あっはっはー 」
たくっちスノー
「...!!音牟!ダークポケモンの反応あり、気を付けて!!」
音牟
「おっ、もう来た」
リリオ
「敵か!?」
彩月
「モンスターボールは?」
たくっちスノー
「...ごめん、全部七夜に送っちゃった」
彩月
「肝心なところが抜けてるんだから」
たくっちスノー
「うっ、ごめん...」