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＊85＊
数時間後...
メイドウィン
「...おそいなぁ」
メイドウィン
「何やってるんだろう、たくっちスノーの奴」ｺﾞﾛｺﾞﾛ
メイドウィン
「服の中に入れといたポテチもう無くなりそうだな」
「退屈かい？」
メイドウィン
「まあなー、なんか面白いことある？」
「ほう、立場を分かってないみたいだ...」
「そういうところは、どの時空でも同じ、というわけか」
メイドウィン
「俺はそっちと違って父親らしくは振る舞ってるつもりだぞ？」
「そうか...なら見せてあげるよ、面白いものを」
メイドウィン
「おっ、気が利くな」
メイドウィンの目の前の空間が変形し、テレビのように場面を写す
メイドウィン
「おー！こいつは面白そうだな」
モニターに映るのは...
...
彩月
「...ここは、どこ？」
音牟
「おおー、もしかしてここがー」
リリオ
「亜空間...」
彩月、リリオ、そして音牟の三人がそこにいた
彩月
「出口がない...」
リリオ
「何！？無駄な時間は食いたくない、早く出口を探すぞ」
「その必要はない」
リリオ
「何！？」
「まずは君たちから始末しよう」
彩月
「ど、どこ！？どこから声が」
「さぁNo.1だ、行けダークミュウツー！」
亜空間の床に穴が開き、黒いミュウツーが姿を表す
ダークミュウツー
「また会ったか、破滅が約束された者よ」
音牟
「破滅が約束された...？」
ダークミュウツー
「お前達は...終わりなき戦いを味わうのだ、行け、ダークポケモン！！」
ゲッコウガ
「ギャアアアアアアッ！！」
ダークミュウツーは渦から無数のポケモンを召喚する、その中にはゲッコウガの姿も
ダークミュウツー
「ダークポケモンこそ、生物の頂点に立つ存在なのだ！！」
彩月
「うるさいよ」
ﾊﾞﾝｯ!!
ダークミュウツー
「！！」
彩月は流れ星を形成し、ダークポケモン達を押し潰す
彩月
「言いたいことは分かんないけど、お前は敵キャラ」
彩月
「そんなに無数に敵を作るなら、全部...潰すだけ」
彩月
「ねむ姉に近づくな」
ダークミュウツー
「.....」
音牟
「さっちゃん？」
彩月
「私だって、天才ゲーマーなんだから」
彩月
「私はお前を倒す」
彩月
「数年前、仁天さんに教えてもらった...あのゲームで！」
そう言って彩月は、カードヒーローを起動する...！！
END