完結小説図書館
>>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック
10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~
*98*
キキーモラ
「プロデューサーさん、そろそろ別のアイドルを探しに行きましたかね?」
サキュバス
「私さー、あいつみて初めて男っていうのを知ったけど、あんなナヨナヨしてるんじゃ対したことないよねー」
デュラハン
「そういえば人間ってどこ?」
セイレーン
「今ごろ、地下でモンスターのために年中無休で重労働しているはず」
サキュバス
「そっかー、じゃあ結局顔ぶれはいつもの皆か」
デュラハン
「...あれ、むしろ視聴者減ってない?」
サキュバス
「今までの金なら遊んで暮らせるよ、それじゃあ皆!またどこかで!」
デュラハン
「あ、持ち逃げしないで待って!」
ケンタウロス
「あー!ズルいよ!」
セイレーン
「ケンタウロス、足捻ってやりなさい?」
サキュバス
「ちょっ、冗談だって!」
...
コウモリさん
「だがこれでまかいチャンネルへ行く手間が省けたな」
零代目
「イベント短縮は良いことだ」
魔王
「何処へ行くんだ?」
零代目
「決まっているだろう?」
...
カチカチッカチッ!
雪女
「おもしれー!人間界のゲーム!ハードもカセットも沢山ある!」
イエティ
「古いゲームも試行錯誤が出来て最高!!」
コウモリさん
「おっす!」
魔王
「お前達...!!」
雪女
「あ、久しぶりだな魔王...じゃなかった、シルバー!」
イエティ
「貴方、一週間も寝てたんですよ?」
魔王
「一週間っ!!?」
零代目
「モンスターが一斉にダラダラし始めたが、お前までだらけるのは勘弁してほしかったからな」
コウモリさん
「歴史改変で起きる時期を遅らせた」
魔王
「お前...」
雪女
「そんなことよりさ!シルバーも一緒にゲームしようぜ!」
イエティ
「いーっぱいあるよ!」
イエティは棚や篭から山積みのゲームパッケージを持ってくる
魔王
「何故こんなにゲームが...」
雪女
「全部、人間界のゲームだよ!」
イエティ
「零代目さんが、もう人間は遊ばないだろうからって!」
零代目
「人間はこれからコキ使われるからな、娯楽も無しに生きる」
イエティ
「これだけあれば、いくらでも遊びきれるよ!」
雪女
「うっひょー!!」
魔王
「これ全部、人間の物か」
零代目
「ああ」
雪女
「あ、そうだ...これ!シルバーも一緒にやろうぜ?なぁ座れよ」
魔王
「あ、ああ...」
零代目
「じゃあ、友達と仲良くな」
コウモリさん
「お前もメイドウィン生活頑張れよなー?」
零代目
「ああ、お前も今までご苦労様だ」
魔王
「...」