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*112*
たくっちスノー
『あ、誤解するなよ?さすがに時空爆破まで俺のせいじゃねぇから』
月詠
「どういうことです?」
たくっちスノー
『リニュ後からリニュ前へ移転してきた監理局の奴の話はしたよな?実はそいつらから監理局の情報を貰ってたんだ』
たくっちスノー
『あいつら相当追い詰められていたようだな、全てを警戒してるせいでリニュ後を連れ戻して脱出するなんてとても無理な状況だった』
たくっちスノー
『で、俺はあることを思いつき、監理局に匿名でメールを送った』
たくっちスノー
『ダストヒューマンの未来、時空爆発の件をな』
ヤード
「はあ!?」
たくっちスノー
『それだけじゃない、逃走中を開催して爆破時刻をそれに合わせたら盛り上がるとも書いた』
Konakun
「はあ!?」
たくっちスノー
『そうすれば皆が喜ぶし、逃走中なら誰でも見たがるだろうってさ…………ははははは!!馬鹿みたいだよな!前に失敗してるくせに反省してねぇみたいでさ!』
たくっちスノー
『はははは!で!後はみなが知ってのとおり、この結果さ!』
たくっちスノー
『あっははは!見事に俺の策に引っかかってやんの!協力者が見つかったと思って余裕面こいてやがったぜ!わざわざ捕まって様子見した甲斐があったよ!あの顔は!』
たくっちスノー
『俺が真面目に逃走中をする気がなかったのは、あの時点で逃走中を利用した破壊作戦が始まっていたからさ!』
たくっちスノー
『壊すと最初から決めたものを忠義にやるほどお利口さんじゃねぇんだよ俺は!あははははははは!思いどおりになってやんの!』
メイドウィンの皆
「「「………」」」
たくっちスノー
『ちょっ、あんま怒るなよ!あの時監理局に情報を漏らしたのは俺だし、逃走中を始めるように言ったのは俺だ』
たくっちスノー
『でもマジで爆破させるなんて想像できるかよ!?』
たくっちスノー
『それにさ!俺のおかげで逃走中という名目でお前らが変装して監理局に乗り込むことが出来たんだしさ!』
たくっちスノー
『大人数を送り込むなんて難しいんだぞ!?書類とか必要だしさ!その点逃走中ならキャラを許可なく送り込んでも合法扱いになる!』
たくっちスノー
『あ、あとアレだ!わざわざ逃走中アルティメットって言ったのはアレだよ!一見つまんなそうな作品だったり、知らない会社名でも、ゲームのタイトルがマリオやポケモンだったら興味持って1度は手に取るだろ!?』
たくっちスノー
『つまりそういうことだからー!!!そんな詰め寄らないでーーー!!!』
<ウボァー
ルミナ
「みんな たのしそう だね」
ヘレン
「楽しそうなのか、あれ…………?」