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『✕✕✕アルティメット』ブレイク(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 119ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 時空監理局編 逃走中 オールスター 
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*27*

160:00

たくっちスノー
『…………お、良かったなお前ら、視聴者がどんどん増えていくぞ』

「………」

たくっちスノー
『もうお前達はカメラを止められない、今ここで止めれば野次馬が騒ぎの現場に乗り込んでくるだろうし、何よりあんたらのプライドが許さないんだろ?』

たくっちスノー
『傲慢傲慢!俺にとっちゃ悪くない結末だがな』

「…………もっと、もっとたくっちスノーを用意しなくては」

たくっちスノー
『無いんだろ?アンドロイドの【本来の】ハンターは』

「!!」

たくっちスノー
『アレを軍隊にする計画自体はあったが、戦闘力があるわけではない、そんなもの欲しくないよな?』

たくっちスノー
『お前らが量産型たくっちスノーを作ったのは都合のいいあやつり人形だからだもんなぁ?俺の【自由さ】は下手なアンドロイドより仕事が出来るからな』

たくっちスノー
『お前達は本当に楽をしたいだけだ、世界の管理も、自分たちの管理も、ぜーんぶそこの量産型にやってもらいたいだけなんだ、その上で偉い立場を維持して威張りたいだからな、ふざけるのも大概にしろよ………俺みたいなことしやがって』

「…………」

たくっちスノー
『どうした?黙ってもらいたいならリセットしてみろよ、未来の俺にやったみたいにな』

たくっちスノー
『量産型たくっちスノーにでも命令してみろよ』

「………いいや、こうなればこの手だ、カメラを回せ」

たくっちスノー
『何をして………』

と、その時たくっちスノーのマガフォンが鳴る……縄で縛られようと足から触手を生やし通話する

たくっちスノー
『はい、もしもし……ええまぁ、一応俺もたくっちスノーですが……』

たくっちスノー
『げっ、時空監獄かよ………なんですかいこんな時に、俺はもう収容される前に豚箱状態で………え?俺じゃない?』

たくっちスノー
『…………なんだって?それはマジか?』


たくっちスノー
『ああ、分かった………すぐに伝える、ああ、そっちも気をつけろ……って犯罪者に言われたくないわな』

プツン



たくっちスノー
『てめぇ、血迷ったか…………管理局!!』

たくっちスノー
『一刻も早くかなちゃん様に伝えなくては………』

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マガフォンから着信が入る

かなちゃん
「リニュ前のたくっちスノーさんからです、もしもし?」

たくっちスノー
【あっ、かなちゃん様!!大変なんです!さっき時空監獄から連絡が来て………】

たくっちスノー
【時空犯罪者を収容していた檻のロックが突然外れて、この世界に向かっているって!!】

かなちゃん
「な、なんですとー!!?」


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