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『✕✕✕アルティメット』ブレイク(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 119ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 時空監理局編 逃走中 オールスター 
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リニュ後たくっちスノーが復活し、時空太陽破壊装置の居場所へ向かっている一方、監理局の外では………


また1つ、時空の渦が開きメイドウィンが飛び出す


洋輝
「凄い荒れ様だな、さながらアベンジャーズに出てくるキャプテン・マーベルみたいな気分だ」

洋輝
「さて、時空太陽に近付いてる杭ってやつはどこだ?」


七実
「………ここが出口ね」

ちょうど同じ頃、鎖を破いて見張りを切り裂いて、鑢七実が天井を切り取って這い上がる


七実
「さて、私の役目は終わったし、そろそろ帰らないと…………」

七実
「あら」


洋輝
「……………」


七実
「どいてくれませんか?私は………もう帰りますので」


洋輝
「帰る場所も無くなるかもしれないというのに、どこに行くつもりで?」

七実
「貴方に話すことでもありません」

洋輝
「そういうわけにもいかない、この乱戦の中……敵と味方の判別もやりにくい状況だ」

七実
「ああ、それでしたら答えておきます、私は別に貴方の敵でもなけれは、誰かの味方でもありません」

七実
「帰る場所が無くなろうと、どうせ長くない命、死期が近いものは皆故郷に帰ります」


七実
「もう一度言います、そこをどいてくれませんか?」


洋輝
「…………」


洋輝
「鑢七実、あの世界で………百か、千か、それくらい人間を殺したな」

七実
「それが何か?剣士というものは皆何かを切り捨てて生きています、鼠でも草でも………人間でも」


洋輝
「まぁ、もちろんそんなものは建前………正直に言ってしまうと………」

洋輝の攻撃を七実は分かっていたように避ける

七実
「………やっぱり、こうなった」


洋輝
「時空間に野放しにしたら面倒なことになるって皆言ってるんだ、絶対にここから離れさせない」

七実
「………私もそれは分かっている、でも仕方ないのよ」

七実
「監理局は私に死ぬことさえ許してくれなかったのだから」

洋輝
「行くぞ!!」

洋輝の呼び声と共に、ジャンプヒーローが渦をぬけて現れる


洋輝
「全力で…………止める!!」

七実
「では、私も」



七実
「無宗派無所属、鑢七実…………来ませい!」

洋輝
「ルフィ!悟空!一護!トリコ!遊戯!行くぞ!」

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